つボイノリオの聞けば聞くほど

永六輔さんの思い出はいつまでも。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「つボイノリオの誰かとどこまで」は、永六輔さんがパーソナリティを務めていた『永六輔の誰かとどこかで』をオマージュしたコーナーです。

7月7日は永六輔さんの命日でした。
永さんが詞を手掛けた坂本九さんのヒット曲「見上げてごらん夜の星を」をバックに、つボイノリオと小高直子アナウンサーが永さんを偲ぶ投稿を紹介します。

[この番組の画像一覧を見る]

永さんの命日

「この日は私の長男のお嫁さんのお母さんの命日でもあります。
『お義母さんはいい姑さんでよかった』と姑1年生の私にそんな言葉を残して旅立っていかれました。

あれから16年経ちました。
私は決していい姑ではないけれど、あなたの娘ちゃんが私をいい感じの姑にしあげてくれてますと、天に向かって言ってみようと思います。言霊って大切ですよね」(Aさん)

「永さんが亡くなられて6年が経ちますけど、番組でつボイさんや小高さんやリスナーさんが話題にするたびに、永さんが『聞けば』のスタジオに一緒にいてくださるような気持ちになります」(Bさん)

今日もいてくれてるでしょうか。

病気にへこたれない

永さんはパーキンソン病などと戦いながらもお仕事をされていました。

「永さんは難病と診断されても前向きに意欲的に全国に出かけられて、お仕事もしっかりされて、すごい方だったなと感心しておりました。

主人は昨年2月15日永さんと同じ病気と診断されました。永さんは病気やケガではへこたれない、やるぞという意欲がすばらしい方だったと尊敬しております。主人の介護は大変ですが、リスナーさんからさまざまな状況の内容の投稿があり、私もがんばろうと励みになります」(Cさん)

つボイ「こういう病気になったら、ごく普通の人はあかんという気持ちになりますよね。でも、永さんはこうなったというのをひとつの励みにした」

小高「パーキンソン病を患った人の視線で見たらこう見える、車いすで座った目線はこんな風に見える、私たちは気付かないことを永さんは教えてくれましたね」

つボイ「永さんはその時々で人生を最高に楽しまれていました」

思い出寿命

その人を思い出すということには特別な意味があるようです。

「『人間は二度死ぬ』という永さんの名言を思い出します。
一度目は肉体の死。二度目の死はすべての人の記憶から忘れ去られた時。
だとすると、永さんはまだまだ生きてられますよね。永さん、今の世の中どう思っているのかな」(Dさん)

時々「永さんならこれをどう思うかな」と考えるのがひとつの指標になりますね。

「『思い出寿命』、思い出すうちはその人は死んでいません。生きてますよ、あなたのそばに、ということですかね」(Eさん)

つボイは「この言葉は皆さんの心の中で生き続けている。そして永さんも心の中で生き続けているな。7月7日、永さんの命日であります」とコーナーを締めました。

その日もシモネタ絶好調

「6年前の訃報が入った日、つボイさんは相変わらずシモネタ絶好調で、『俺が逝った日も絶好調だな』と、永さん天国から苦笑いしてたと思いますよ。あれから6年ですかね」(Fさん)

いろいろな思い出がリスナーさんの中にあるのですね。次の方は、私だけの思い出です。

「私の永さん自慢させてください。永さんがCBCラジオに訪ねていらした時、いちもつ模様の巾着をプレゼントしたいとつボイさんに託したことがあります

永さんから、『つボイさんから確かに受け取りました』というおたよりが届いたのが私の宝物です。永さんの心遣いにほんとに感謝しました」(Gさん)

小高「筆まめでいらっしゃいましたね」

永さんはみんなの心に宝物を残してくれました。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2022年07月07日10時54分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報