つボイノリオの聞けば聞くほど

“なでむし”って、何を蒸すの?

『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物「バカ息子・バカ娘」のコーナー。

いつもはこどもたちのバカ話をしているこのコーナーですが、7月5日の放送では、懐かしのテレフォンカードの話題で盛り上がります。

「僕の方が専門家でよく知ってる」「私の方がタダで何枚ももらった」と自慢し合うつボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを紹介します。

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なにを蒸す?

京都の方からのおたよりです。

「妻と三女の3人で、和食を初めて食べに行きました。おいしかったですが、最後に三女がぽつりと『“なでむし”っておいしかったね』と。

お品書きを見ると、そこには『蕪蒸し』。

静かな部屋が爆笑に包まれました。

家に帰って、次女に『これ読める?』。次女も読めませんでした。
これからは和食会を定期開催することにしました。ママには『お父さん主催やで』と言われてしまいましたが」(Aさん)

もちろん蕪蒸しは「なでむし」ではありません。正解は「かぶらむし」です。

小高「外食すると食卓に出てこないような食材って出てきますよね」

確かに。主婦もたまには外でおいしいものを食べるとレパートリーが増えていいのですけど、お父さん。

一流を味わう

つボイ「小さいうちから美術館とか音楽会とか行かせて情緒を養っていくというのはいいことです。
それと同じくらいに、小さい頃からたまには『これが一流』というおいしいものを食べさせるといい」

小高「余裕があるならば、そういう風にさせるのもひとつの教育かもしれませんね」

つボイ「自分がやってもらえなかっただけに言ってるわけです。
でも、京都の人も意外に京都料理を食べてないということがわかったので、これから京都で安心して食べられます」

小高「『これなんですか?』と素直に聞けばいいです」

つボイ「松阪の人は肉は松阪牛ばかり食べてますか?私らも名古屋コーチンばかり食べてるわけでない。安心して食べ物に挑戦していただきたいです」

春分の日の意味

続いて「春分の日」の話題です。

「息子が小学校高学年の時、『春分の日は昼と夜が同じ時間』と学校で聞き、得意げに私たちに話しました。

私も妻もおばあさんも『知っとるよ』と言ったので、悔し紛れに『同じ時間かもしらんけど、夜は寝てるやんか。一年に一回かもしれんけど、休みにするほどすごくない』と言ってました。

息子に『一年にもう一回あるぞ』と言ったら、さらに恥ずかしがっていました」(Bさん)

かわいい息子さんです。筆者も、それならなぜ夏至や冬至は休みにならないのか、と疑問に思ったことがありました。

俺の本気

次は「勉強に本気出す話」で思い出したそうです。

「僕の高校の同級生が『俺は本気出したらすごいんだ』と言っていた奴がいましたが、結局3年間で奴の本気を見たことがありませんでした。そのまま卒業していきました」(Cさん)

小高は「そういう子、多い」と納得します。
実際「やったらできる子」もいますが、その「やることができない」から、結局だめなんですね。

受験前に

受験という大一番の前は普通は緊張するものですが。

「うちの中三の長女は曲がりなりにも受験生。三月初旬、ふと長女が、『受験終わったらアルバイトしたいな』と言ったんです。

妻が『中学生のアルバイトはだめだよ、でもなんでアルバイトしたいの』と言いました。

長女は『だって試験が終わったら落ち着くし、やることなくて暇になるし』と言いました。

父である自分は、『あなた今日は日曜だからといって、昼まで寝ていて、起きてきたらゲームして、それからマンガ読んで、スマホでユーチューバーの追っかけして、結局午後の5時。しかもパジャマのままや。本命の試験までひと月もないのに、いまでも十分暇そうに見えるけど』、と、波平ばりの大声で心の中で怒鳴ってやりました」(Dさん)

少し前のおたよりです。つボイは「受験終わって今どうなってるのやろ」と、つぶやきます。
長女さんは、やりたいことがたくさんあって、と言いつつYouTubeをずっと見ている気もします。今どきですね。

つボイは「いろんな家にいろんな子がいるなと思いました」と締めました。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年07月05日10時03分~抜粋

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