つボイノリオの聞けば聞くほど

地域によってこんなに違う!夏至に何を食べますか?

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』番組では二十四節気がよく話題になりますが、6月21日の放送では「夏至に何を食べるか」が話題となりました。
夏至は一年で最も昼の時間が長くなる日です。

つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーからの投稿を紹介します。

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リスの日?

番組冒頭から夏至にまつわる大喜利のようなおたよりが読まれました。

つボイは、この番組では動物ではリス、食べ物ではクリ、花ではクリトリアが珍重されています、と言います。

Aさんからは、「今日は二十四節気の中でもマイナーな日ですが、番組に関連した話をすると、リスは齧歯類(げっしるい)といいます。夏至です」(Aさん)

Bさんは「今日はアグネス・チャンの曲をかけてください」という謎かけのようなリクエスト。

これに小高は「ひな"げし"の花!」と即答。

つボイ「正解!どんだけの方が小高さんより早く答えたでしょうか。放送はぼーっとしてたらあかんよ。考えなあかん」

タコは食べる?

夏至に関するおたよりは続きます。

「お二人はタコを食べますか?」(Cさん)

小高「これは関西を中心に広がった習慣かもしれないですね。
夏至に限らずたこ焼きばっかり食べてます。夏至だからといってタコを珍重して食べてるわけではないです。

でも、タウリンは夏の疲れにはいいですよ。田んぼの稲が育つ時期でもあって、地に足がいっぱいつくようにという意味もあるらしいです。タコはおいしいですよね」

小高は関西出身なので、夏至に限らず年中タコは食べているようです。

夏至祭

夏至のお祭りもあるようです。

「夏至といえば、三重県伊勢市の二見興玉神社の夏至祭が有名で、夫婦岩の間から上る朝日を拝むそうです」(Dさん)

これに小高は多少恥ずかし気に思い出を語ります。

小高「私は修学旅行の時に伊勢にいって、親のみやげに夫婦岩の間から上る朝日が真珠になっている置物を買って帰りました。真珠なのにこんなに安いと思って(笑)」

つボイ「お母さんも喜んだと思いますよ。夏至でもこんなに話が広がります」

半夏生

「夏至にはタコを食べる」という話に反響が寄せられました。

「タコを食べるという話がありましたが、あれは半夏生ではないですか。7月2日です」(Eさん)

つボイ「夏至の中に半夏生がありますから、正確には半夏生なんでしょうね」

小高「関西は、夏至のあたりで食べるというイメージでしたが、最近はよく半夏生という言葉が聞かれますね」

つボイ「夏至のあたりでなく、年中食べとる、関西人は」

地方でさまざま

一方でこんな情報も寄せられました。

「タコ以外にも夏至に関する食べ物はいろいろあるんですよ。いちじく田楽(愛知)、ミョウガ(三重)、焼サバ(福井)、うどん(香川)、半夏生餅(奈良と和歌山)、水無月というお菓子(京都)。地方さまざまです」(Fさん)

なぜか小高は「いちじく田楽」に興味を示します。

小高「いちじくに田楽みそってめっちゃおいしそうじゃないですか」

Fさんのおたよりは続きます。

「ムーミンの本を読むと夏至には豆のスープを飲むそうです」(Fさん)

小高「ムーミン!日本の文化になじんでますね」

つボイ「夏至というと東洋的な感じがしますが、概念は世界中であると思いますよ。その民族民族で食べるものがあると思います」

番組最後にはいちじく田楽の作り方も。いちじくの皮をむいて湯がいて、甘味噌をかけて食べるそうです。簡単にできそうなので、夏至でなくても作ってみたいですね。
夏至の話いろいろでした。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年06月21日09時00分~抜粋

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