つボイノリオの聞けば聞くほど

海の洗濯ゲーマー?自由研究投資家?今後できるかもしれない職業

「ユーチューバー」など、時代の変化によって、昔はなかった職業が今では当たり前になっていることは珍しくありません。

逆に、消えていった職業もあります。
今後、今のわたしたちには想像もできないような職業が多く生まれている可能性だってあり得るのです。

5月4日に放送された『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーは、「今はない仕事の変遷」についての話題です。

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昔はなかったDJという仕事

つボイノリオは1972年(昭和47年)に東海ラジオでデビュー以来、ラジオDJ稼業を長く続けてきました。この仕事は、つボイが始めた50年前にはなかった仕事でした。

つボイ自身も、親に仕事について何度説明しても理解してもらえなかったそうです。

つボイ「そんなんで商売になるのか?と。食っていけるのか??って…」

小高が、親に説明しても理解されない仕事が今後どんどん増えてくることを教えてくれる本がある、と話し始めました。

紹介したのは『大人は知らない 今ない仕事図鑑100』と『SDGsでわかる 今ない仕事図鑑ハイパー 自分の才能発見ブック』(どちらも講談社刊)。

いま世界で起こっている環境問題や格差・コンピューターの進歩や通信技術の革新・ロボット技術の進歩が仕事にどんな変化をもたらすと予想されているかを解説した本です。

想像もつかない職業たち

この本では、SDGsの目標に沿ってより易しく、ワクワクできるものにするための科学的事実に基づく空想職業や、現在はない仕事が多く掲載されています。

小高が例に挙げたのは「海の洗濯ゲーマー」。

つボイ「何じゃそりゃ」
小高「ロボットの遠隔操作で、海のごみを集める」

ごみの除去量で勝敗が決まるプロゲーマーです。これはSDGsの目標14「海の豊かさをまもろう」につながります。

「月旅行ガイド」は無重力で楽しむアクティビティを紹介する観光ガイド。SDGsの目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」と関係しています。

「個人の記憶キュレーター」「自由研究投資家」なんて職業もありました。今後生まれるかもしれない…と思わせる職業がたくさん載っています。

時代とともに変わりゆく職業

他には、今までにない仕事を切り開いてきた人のインタビューや、自分の得意なこと・苦手なことを見つめ直して自分に合った仕事を考えることができる「自分発見9マスワークシート」もあります。
時代によって変わっていく職業について考えることができる内容です。

つボイ「そら、時代とともに職業って現れたり消えたりね。人力車ができて籠屋さんがなくなりましたもんね。
で、タクシーができて人力車は今や観光地くらいになってしまったとか」

こどもが「この仕事をしたい」と言い出した時に理解してあげられる柔らかい頭を持っていたい、とつボイが締めくくりました。

実際に、若い頃ラジオDJという仕事を親に理解してもらえなかったつボイだからこそ、思うところがあるのかもしれません。
10年後、どんな新しい職業が生まれているのか楽しみですね。

「SDGs(エスディージーズ)」とは、「誰一人取り残さない」という考えに基づき、誰もが人間らしく生きる環境を作るため、国連で採択された17個の持続可能な開発目標のこと。
『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーは、小高直子アナウンサーが一見難しそうなSDGsについて、わかりやすく説明しています。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年05月04日11時30分~抜粋

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