名古屋を地元に活躍するディスクジョッキー、つボイノリオがラジオデビューしたのは1972年（昭和47年）の5月。
そこで『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、「花のDJ稼業50周年」と題し、つボイの50年にわたる活動をお祝いしつつ、ラジオ人生を振り返りました。
5月4日の放送では、つボイの番組を聴いていたという著名人の方々や、つボイとゆかりのある方々からのメッセージを紹介。
漫画家の山田貴敏先生や落語家の桂吉弥さんなどと電話をつなげましたが、ここではアナウンサーの渡辺宜嗣さんとのお話について取りあげます。
アナウンサーを志したきっかけ
渡辺さんといえば、『朝まで生テレビ！』や『ニュースステーション』、『スーパーモーニング』など、テレビ朝日の名だたる報道番組に携わってきたアナウンサー。
現在も『朝生』の司会と『スーパーＪチャンネル』のコメンテーターを務められています。
実は渡辺さん、名古屋出身で高校まで住んでいましたが、高校時代は受験勉強をしながら、『ミッドナイト東海』（東海ラジオ）をよく聞いていたそうです。
この番組では天野鎮雄（アマチン）さんや岡本典子（リコタン）さん、森本レオさんがパーソナリティーを担当していましたが、その時に聞き始め、途中でパーソナリティーが天野さんからつボイに代わった後も聞き続けていたそうです。
渡辺さん「つボイさんは本当に元気な、ものすごい勢いのあるしゃべりをされてて、僕らの兄貴としてディスクジョッキーをおやりになってる。
それを僕は聞いてて、将来はどうしてもアナウンサーになりたいって思ったんですよ」
小高直子アナ「それじゃアナウンサー渡辺宜嗣は、つボイノリオが生んだといってしまっていいですか？」
渡辺さんは「言っていいです！」と断言。
過言なのかと思いましたが、渡辺さんのアナウンサーになる動機を作ったのは、つボイで間違いないようです。
現在も『朝生』の司会と『スーパーＪチャンネル』のコメンテーターを務められています。
実は渡辺さん、名古屋出身で高校まで住んでいましたが、高校時代は受験勉強をしながら、『ミッドナイト東海』（東海ラジオ）をよく聞いていたそうです。
この番組では天野鎮雄（アマチン）さんや岡本典子（リコタン）さん、森本レオさんがパーソナリティーを担当していましたが、その時に聞き始め、途中でパーソナリティーが天野さんからつボイに代わった後も聞き続けていたそうです。
渡辺さん「つボイさんは本当に元気な、ものすごい勢いのあるしゃべりをされてて、僕らの兄貴としてディスクジョッキーをおやりになってる。
それを僕は聞いてて、将来はどうしてもアナウンサーになりたいって思ったんですよ」
小高直子アナ「それじゃアナウンサー渡辺宜嗣は、つボイノリオが生んだといってしまっていいですか？」
渡辺さんは「言っていいです！」と断言。
過言なのかと思いましたが、渡辺さんのアナウンサーになる動機を作ったのは、つボイで間違いないようです。
深夜に討論を続けて35年
渡辺さんが最も長く担当されている番組は『朝生』で、初回から司会を担当され、この4月で35年を迎えましたが、放送では数々の苦労があるように感じられます。
渡辺さん「田原総一朗さんは日本の代表的なジャーナリストでもあるんですけど、ほとんど怪物ですね」
つボイ「（放送時間が）長いということもありますし、いろんな人が出ますし、その中で田原さんのあの癖のある…。
『じゃ、コマーシャル行きましょう』
『ちょっと待って！ちょっと待って！コマーシャル行かないで』とか」
渡辺さん「怒るんですよ、最近よく。田原さん88歳、米寿なんですよ。
米寿になって徹夜する方は、僕は田原さんぐらいしか知らないですけど、いまだに現役バリバリで、反射神経っていうんですかね、これがすごい鋭いので、自分が思ってないタイミングでコマーシャルへのスイッチを押されたりするとめっちゃ怒るんですよ。
僕らも怒られるし、仲間とはいえ後ろから刃が飛んでくる感じですね。
緊張感のある番組、35周年です」
深夜に4時間ほどかけて討論する番組は開始当初も画期的でしたが、現在も変わらずエネルギッシュに続けている田原さんには驚くばかりです。
渡辺さん「田原総一朗さんは日本の代表的なジャーナリストでもあるんですけど、ほとんど怪物ですね」
つボイ「（放送時間が）長いということもありますし、いろんな人が出ますし、その中で田原さんのあの癖のある…。
『じゃ、コマーシャル行きましょう』
『ちょっと待って！ちょっと待って！コマーシャル行かないで』とか」
渡辺さん「怒るんですよ、最近よく。田原さん88歳、米寿なんですよ。
米寿になって徹夜する方は、僕は田原さんぐらいしか知らないですけど、いまだに現役バリバリで、反射神経っていうんですかね、これがすごい鋭いので、自分が思ってないタイミングでコマーシャルへのスイッチを押されたりするとめっちゃ怒るんですよ。
僕らも怒られるし、仲間とはいえ後ろから刃が飛んでくる感じですね。
緊張感のある番組、35周年です」
深夜に4時間ほどかけて討論する番組は開始当初も画期的でしたが、現在も変わらずエネルギッシュに続けている田原さんには驚くばかりです。
朝生の最終回は？
このまま40周年、50周年と続きそうな感じがしますが、田原さんは常日頃思っていることがあるそうです。
渡辺さん「田原さんは『僕は死ぬ時は、朝生でコマーシャルに行った、それでコマーシャルが開けて田原が静かになった。本番中に息を引き取りたい』と。
ご本人がずーっとおっしゃってます」
つボイ「演劇の人がよく『舞台の上で死にたい』というのと（同じ）パターンだと思うんですが、スタッフとしてはめちゃくちゃ迷惑ですね」
渡辺さん「遺された方は大変なことになるんで、『田原さん、お願いですから"じゃまた来月"って言った後に死んでください』って僕らもいつも言ってます」
渡辺さん「田原さんは『僕は死ぬ時は、朝生でコマーシャルに行った、それでコマーシャルが開けて田原が静かになった。本番中に息を引き取りたい』と。
ご本人がずーっとおっしゃってます」
つボイ「演劇の人がよく『舞台の上で死にたい』というのと（同じ）パターンだと思うんですが、スタッフとしてはめちゃくちゃ迷惑ですね」
渡辺さん「遺された方は大変なことになるんで、『田原さん、お願いですから"じゃまた来月"って言った後に死んでください』って僕らもいつも言ってます」
最初は報道とは真逆の番組に出演
報道一直線のイメージが強い渡辺さんですが、田原さんと知り合ったのは、実は報道とは無関係の番組。
『トゥナイト』というお色気番組で、今ではコンプライアンス違反となるような企画にレポーターとして出演していたそうです。
小高はその話を聞き、ここで渡辺さんがつボイの番組を聞いていたイメージとつながったと妙に納得。
渡辺さん「つボイさんの放送っていつも刺激的ですから。それが僕らにとっては心地いいし、うれしくなるし、元気になれるし。
本当に18歳の頃に経験したっていうのは、本当にすごい経験をしたなって今思いますね」
最後にあらためて、渡辺さんからつボイに向けてのメッセージをいただきました。
「本当に50周年、ありがとうございます。ぜひ死ぬ直前までしゃべり続けてください。
また米寿の頃、呼んでください！」
（岡本）
『トゥナイト』というお色気番組で、今ではコンプライアンス違反となるような企画にレポーターとして出演していたそうです。
小高はその話を聞き、ここで渡辺さんがつボイの番組を聞いていたイメージとつながったと妙に納得。
渡辺さん「つボイさんの放送っていつも刺激的ですから。それが僕らにとっては心地いいし、うれしくなるし、元気になれるし。
本当に18歳の頃に経験したっていうのは、本当にすごい経験をしたなって今思いますね」
最後にあらためて、渡辺さんからつボイに向けてのメッセージをいただきました。
「本当に50周年、ありがとうございます。ぜひ死ぬ直前までしゃべり続けてください。
また米寿の頃、呼んでください！」
（岡本）
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