つボイノリオの聞けば聞くほど

ダイオウイカの生殖器は動いていた!?

4月20日、福井県小浜市の宇久海岸で、地元の漁師が体長約3メートルのダイオウイカが漂着しているのを発見しました。

ダイオウイカは世界最大級の無脊椎動物ですが、その生態はまだよくわかっていません。

21日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、特にその生殖器について注目が集まりました。
つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーから寄せられら考察を紹介します。

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ダイオウイカ発見

漂着したダイオウイカは発見時にはまだ生きていました。
生きたまま打ち上げられるのは珍しく、福井県坂井市の越前松島水族館に運ばれました。

「深海で異変が起きているとは考えたくないけれど、いろいろ注目できるニュースではないかと思います」(Aさん)

つボイ「この方は深海の環境が変わってきたことに注目しているようですね。でも注目せないかんとこは他にもあります」

以前NHKでダイオウイカの特集され、その大きさに驚いた方も多いでしょう。

小高「大きいものでは10mを超えるものもあると言います。今回見つかったのは3.35mでそこまでは大きくはなかった」

 

動いていたのが生殖器

大きさや深海の環境変化とは別のところに注目した方もいます。

「注目すべきはすでに死んでいると思われたところ、研究のため間近で動画を撮っていると動いたのですよ」(Bさん)

つボイ「その動くところが問題ですよ。何が動いていたか、生殖器が動いていました」

「そして精子のつまった精莢(せいきょう)とよばれるものを放出していたそうです」(Bさん)

小高「まだ生きてたんですか?それとも死んでいたけど、そこは生きていたということですか?」

つボイ「魚は生き造りの時、まだ動いていますよね。ということはあれはまだ死んでないということですか。死んでても動きますということですか?」

イカの「生殖器」というところに二人とも興味が隠せません。

 

最後まで遺伝子を…

なお、このダイオウイカは発見時生きていたものの、残念ながら衰弱が激しく、その後死亡が確認されました。

つボイ「イカは最後まで死んでても、精莢だけは最後まで動いているということ?」

小高「毎日新聞の記者さんが駆け付けたところそうだったという記事がありますが、記者さんは『最後まで遺伝子を残そうという生物の本能を感じた』らしいです。せつないね」

つボイ「人間がこういうことをやっていると、最後までスケベやったで終わるけど、いいように書いてある」

かつてこのようにイカの生殖器について考えたことがあったでしょうか。

 

生殖器はどこに?

そもそもイカの生殖器はどこにあるのでしょう。

小高「イカは足が10本あります。2本が手で8本が足ですが、足でもいろんなことを器用にやる。その8本の中の1本が生殖器だそうです。
そしてメスに授精すると、生殖器が切れてしまうそうです」

つボイ「そのたびに?」

小高「切れた後も大丈夫。また生えるらしい」

つボイ「イカの女子も責任を負わんでいい。『こんなことになっちゃった。ごめんなさい』。『大丈夫、また生えてくるわ。もうちょっと大きいのが』」

小芝居をはじめるつボイ。

小高「人間もそうあって欲しいですか?」

つボイ「足か何かわからんというのは私と同じ状況やないですか。私以外にもそんな生物がいたんや」

小高「もうやめてください」

ダイオウイカの生殖方法などはまだよくわかりません。しかし、つボイの思考回路はわかりやすいようです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年04月21日09時42分~抜粋

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