つボイノリオの聞けば聞くほど

陸上自衛隊による緊急時のトイレの作り方教えます!

『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「トイレのコーナー」では、『ととべんきのうた』にのせて、古今東西トイレにまつわるおたよりをパーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介。

4月11日の放送でも、トイレ話に花を咲かせました。

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便器の形をした和菓子が人気

以前、このコーナーで紹介した洋式便器の形をしたお菓子『トイレの最中』。

愛知県常滑市にある老舗の和菓子屋「大蔵餅」さんと、有名住宅設備機器メーカー「LIXIL(リクシル)」の共同開発でできたお菓子で、形状がきちんともなかで再現されている便器の中には、あんこが…。

ここで「〇〇ならぬ、あんこが」とは言いませんが、見た目がインパクトのあるお菓子だけに話題となりました。

ただ、これを常滑市の名物にしたい、現地で買って欲しいということで、これまでは大蔵餅さんとINAXライブミュージアムの2か所だけで一般販売されてきました。

その『トイレの最中』が、大蔵餅さんのWebサイトで3月14日から通信販売を開始していて、全国でお求めやすくなったとのことですが、リスナーからこんなおたよりが…。

「Webサイトの中で気になる事項がありました。

『転売された商品に関しては、異物の混入などもありますのでご注意ください』

どんな異物が混入されるのか、コーンのつぶとか、えのきだけとか入れるような人がいるのでしょうか」(Aさん)
 

転売防止の注意書きが気になる

ここですぐに小高は「やめなさい!」とツッコミ。

つボイも「『ウチから出すものは責任持って出しますが、他の人がいったん受け取ってその人が売った時の不祥事やら何やらは責任持ちませんよ』ということやと思う」と、すぐに補足説明をしました。

レアな飲食物の転売は問題になっていて、例えば稀少な日本酒がオークションなどで売られている場合、転売目的でいい加減な状態で保存していた物だと、品質が保証されません。

このあと、さらに最中に入れるものの話がエスカレートしていくのですが、ここでは割愛します。
 

災害時、簡易トイレの作り方

トイレに関する別の話になりますが、災害時に最も気になるのがトイレの確保。
もしトイレがない、あるいは少ない場所の場合はどうすればいいのでしょうか?

「私は防災の仕事をしていまして、受講者にレクチャーをしていると必ず災害時のトイレ事情を質問されます。

究極、陸上自衛隊のトイレの作り方を紹介しています。
陸自は野戦訓練や演習で山にこもると、行った先でトイレを作るんです。

幅30cm、長さ80~90cm、深さ80cm以上の穴を掘ります。
足場をしっかりするのに穴の両側に板を敷き、四隅に柱を設けてブルーシートで囲い、(周囲から)見えないようにします。
そして、地面から30cmの深さまで糞尿がたまれば閉鎖し、また別の場所に移動します。

使用の都度、便所の穴と周囲の地表に殺虫剤10%フェニトロチオン乳剤を400倍に希釈した物を散布し、10cmずつ土を埋め戻すごとに散布を繰り返して、最後に土を踏み固めます。

また、後のことを考えて、閉鎖年月日を記載した標識を立てます」(Bさん)

穴を作る個数は使用人数の8%と決まっているそうで、例えば50人訓練するのであれば4個となります。

自衛隊の訓練だけではなく、例えば一般市民が災害時で避難した先の集合場所でトイレが少ない場合は、このような形で作るようです。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年04月11日10時04分~抜粋

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