つボイノリオの聞けば聞くほど

気候変動で困った雪女が冬眠?妖怪やお化けから地球を考える

お化けや妖怪の話は、こどもの頃から昔話やアニメなどで見聞きしたことがある人も多いはず。
意外と身近にいると聞かされて、ちょっと怖いけど興味を持ったことはありませんか?

4月6日に放送された『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーは、「妖怪やお化けから考えるSDGs」について紹介されました。

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妖怪から考えるSDGs企画展

今回は妖怪やお化けの目線でSDGsを考えられるイベントを紹介したい、と笑いをこらえきれない小高直子アナウンサー。
どんなイベントなのか興味津々のつボイノリオ。

香川県の小豆島には、昔ながらの入り組んだ路地が多く残っており、その路地を歩きながらアートに触れ合える「迷路のまち」があります。

このまちの古民家などを利用して作られたナイトミュージアム「妖怪美術館」で企画展「妖怪SDGs展」が開催されています。

つボイ「楽しそうやな、それ」
小高「環境変動に困って冬眠している雪女とか、世界のトイレ事情を考えさせる尻ぬぐいとか(笑)」
つボイ「なんじゃそりゃ」

SDGsの17の目標になぞらえた、17の妖怪作品が展示されているそうです。
 

夜まで楽しめる妖怪美術館

妖怪は、昔から私たちの生活や自然に密着した存在として語り継がれてきました。

彼らが生きられる環境を作ることがSDGsの達成に繋がるかもしれません。
企画展のSDGs妖怪の他にもたくさんの妖怪に出会え、考えることができる妖怪美術館。
「見えないものが見えてくる」をキャッチフレーズに、懐中電灯を片手に暗い美術館を巡れるようになっています。

ナイトミュージアムとありますが、午後2時から楽しめるようになっています。
夜8時まで楽しめるため「ナイト」とついているとのこと。
妖怪といえば昼間よりも暗闇や夜のイメージがあり、つボイも「夜に行きたい」と語ります。

ほとんどの美術館や博物館は、夕方には閉館してしまいます。
「妖怪であれば、ぜひ夜に見てみたい」と小高も同意します。

なお17時以降には妖怪Barもオープン。ドキッとしそうな名前のドリンクメニューも用意されているそうです。
 

人間の生活から生まれたSDGsお化け

もうひとつお化けにちなんだ、地元愛知県の情報も紹介されました。

愛知県犬山市の名鉄犬山駅構内にある"いぬやまハチ公園"では、現在「SDGs時代のお化けやしき」を4月17日まで開催しています。

こちらにも地球生まれの17種類のお化けたちが登場しますが、人間の「持続可能でない生活」で痛めつけられたとのこと。
お化けのデザインや会場づくりには、地元の高校生や大学生も参加しました。
このお化け屋敷に登場したお化けたちが詳しく解説された「お化け図鑑」などがお土産にもらえるんだとか。

つボイ「お化けを通じていろんなことを感じますよね」
小高「こんなお化けが生まれてこなくていい地球にしなくちゃいけないね、っていう風に考えさせられる」

ちょっと怖いものを見て想像することで、身の回りの環境・生活について考えることができそうだと締めくくる小高でした。

「SDGs(エスディージーズ)」とは、「誰一人取り残さない」という考えに基づき、誰もが人間らしく生きる環境を作るため、国連で採択された17個の持続可能な開発目標のこと。
『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーは、小高直子アナウンサーが一見難しそうなSDGsについて、わかりやすく説明しています。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年04月06日11時31分~抜粋

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