つボイノリオの聞けば聞くほど

ランドセルはいつ買う?早割りがあるのはなぜ?

新年度がスタートしました。春といえば新入学。もうすぐ、小さな新1年生たちのピカピカのランドセルがまぶしい季節がやってきます。

4月1日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、前日話題となった「ランドセルの予約は1年前から始まっている」というおたよりへの反響を取り上げ、ランドセルが早割りになる理由について語りました。

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10年前はゴールデンウィークだった!

つボイノリオがおたよりを読み上げていきます。

「うちの子はもう10年ほど前ですけど、その時点で『夏休み購入』が『ゴールデンウィーク購入』に前倒しになっていました」(Aさん)

10年前の時点でも、購入時期はかなり早まっていたようです。

「家の近くにランドセルを作る職人さんのお店があったので、そこで購入したのですが、ゴールデンウィークぐらいまでに購入を決定すると割引がありました」(Aさん)

なんとランドセルの世界にも「早割り」があるようです。

「食品の割引もあなどれませんけれども、ウン万円の割引って結構な金額ですよ」(Aさん)

「高い買い物の割引は結構お得になるっていうのはありますけどね」と語る小高直子アナウンサーに、「1パック300円のものがマジックで書いて270円とか、そういうのもいいでしょう」と想像するつボイノリオ。
 

残り物には福がある?

「職人さんいわく『ランドセルの材料の皮革は輸入なので、安い時期に材料の量を決めて購入しておかないと、ランドセル本体の価格がもっと上がってしまう』そうです」(Aさん)

小高「あーそういうことか!」
つボイ「時期的に原料の安い高いがあるんでしょう」

安い時期に材料を購入できる。どうやらこれがランドセルの早割りの秘密だったようです。

「徐々に購入時期が早まるのは仕方がないと思っていたんですが、とうとう今は春休みまで来てしまって。さすがに最近は少ないでしょうかね、春休みギリギリに、来月から使うランドセルを売れ残って安くなっているものを買うという人は」(Aさん)

つボイ「昔はいましたけど。春休みで1か月後に新1年生」
小高「逆手を取るというね」
つボイ「売れ残っているのは安いから、そこを狙うというのでしょうけど」

「残り物には福がある」と声を揃えるつボイと小高。
 

今あるのは「来年購入用」

とはいえ、現実は「福」とばかりもいえないようです。

つボイ「時期をすぎると、残っているものには残っているだけの理由がある」
小高「自分のドはまりする色・形・機能を全部自分の好みでそろえるのは難しくはなってくるでしょうね」

「今、売り場に置いてあるのは、来年の予約購入用の試着用のランドセルです」(Aさん)

つボイ「『これください』『あっこれ見本ですから』いう時代になってきた」

ランドセルの購入時期が早まっている背景には、職人さんが材料を購入する目安となるため。安い時にまとめて購入しておかないと、ランドセルの価格がもっと高騰してしまうということでした。

「そういう事情もあるんですね」と納得の小高でした。
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年04月01日10時05分~抜粋

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