CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物「ラブホのコーナー」には、様々な体験談が集まっており、データベース化しているようです。
3月30日もつボイノリオと小高直子がこのビッグデータから投稿を紹介していきました。
外から見た人の報告
「ホテルに、とんと縁がもうない私ですが、時々通る道沿いの看板は嫌でも目につきます」(Aさん)
つボイ「ラブホは、昔は使うもの、今は眺めるもの、という人のおたより」
久しぶりに通ったら、看板の余白に書いてあるキャッチコピーが変わっていたそうです。
そこに書かれていたのが「八分咲き 恥じらい残る 桜かな」という句。
「季節は春ですもんね。そこで私も考えました。『怪しくも 咲かせてみたい クリトリア (種欲しい)』」(Aさん)
つボイ「種欲しいまでは、この人の気持ちであって、種欲しいはラブホの看板にはないですよ」
小高「普通の演芸の気持ちを詠んだ歌ですからね」
「花畑 乱れ咲くのは 蝶豆か」と「クリトリア サソリ怪しく 夜は更ける」もAさんの句。
小高「その場合、季語は何?」
つボイ「クリトリア」
クリトリア、和名が蝶豆。東南アジア原産の夏に咲く青い花。
小高「クリトリアって季語に入ってるの?」
季語は、その俳句の季節を表す言葉なので、「クリトリア」は季語になりそうです。
中に入った人からの報告
「若かりし頃の話です。用も済んだし、さあ、帰ろかなという時のこと」(Bさん)
つボイ「あっさり書いてある。本当に最後の最後のところの話や」
小高「まだ帰ってないから希望を捨ててはいけません」
「彼女はシャワーを浴びております。ふと枕元に目が行くと、そこには未使用の近藤さんが一個。今度もう一人の彼女と旅行だなと思い、それをポケットにしまいました」(Bさん)
シャワーを終えた彼女、身支度も済んで、さあ帰ろうかという時、「あれ?ないねえ。使ってないのあったよね?」と枕もとを指さしたそうです。
Bさんのおたよりは続きます。
どこがダメだった?
「実はこの彼女とは遠距離だったのでラブホでしか致しません。だから彼女にしてみれば、普段から近藤さんを持ち歩く必要はないわけです。ヤバい、二股バレとるやん?」(Bさん)
そこからどう言い訳したか、全く記憶がないそうです。
「女子というのはなんでこう鋭いんでしょうか?僕の完全犯罪はどこから崩れていったんでしょうか?ぜひ女性陣に聞きたいです」(Bさん)
小高「全然、完全じゃない。ものすごい穴だらけや」
つボイ「気をつけないかんね」
小高「まず、持って帰ろうって手ぇ出したらイカンかった。その前に二股ダメよ。そこなのよ」
厳しく指摘する小高でした。
元カノと行ったラブホ
「元カノと行ったラブホに行くかどうかの話がありました」(Cさん)
小高「元カノと行ったあそこのホテルに、新しい彼女と行くかどうか?という話がありました」
Cさんは、ラブホ女子会をした後からラブホ巡りにハマった彼女と、岐阜の某ホテルに行ったそうです。値段が安いのに設備が整っていることに大はしゃぎの彼女。
「その後、映画を観ながらゴロゴロしていた時、僕がスマホをいじっていると、彼女がそこでひとこと。『あれ?なんであなたのWi-Fi、ここと繋がってるの?』」(Cさん)
思わず吹き出す小高。
小高「すっごい罠だね!(笑)」
つボイ「昭和ではなく、令和にはこういう落とし穴があるぞ、ということです」
小高「これは気づかず陥りそうですね」
つボイ「ためになりますでしょ?」
一度使ったパスワードに注意
Cさんの投稿は続きます。
「そうです。このホテルは元カノとめちゃめちゃ通っていたホテルだったんです。その時、Wi-Fiのパスワードも、僕のスマホに入力してあったので、ホテルに入ると自動で繋がるようになっておりました」(Cさん)
小高「どう言い訳すればいいと思う?俺の携帯会社のフリーWi-Fiが入ってるわ、とか?」
パスパスワードは大文字、小文字が混じっていたり、意味のない文字の羅列だったりでゴロゴロしている間にパッとできるものではありません。
「『もう設定したからね』とだけ言うと、何かを察した彼女の返事は『ふ~ん』でした」(Cさん)
事故物件?
「その晩は当然致したわけですが、それ以来、僕がそのホテルに誘っても彼女は首を縦に振らなくなりました。元カノと行ったホテルなんて、事故物件と同じではないですか」(Cさん)
小高「何の事故もない。アンタが悪い」
「前の入居者が死んでいても、その前に一緒に来た人と裸でくんずほぐれつしても気にしない人は気にしないでしょ。大事なのは今なんですね」(Cさん)
小高「それはホントの事故物件の話」
令和ならではの落とし穴。注意しましょう。
(尾関)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年03月30日10時01分~抜粋