つボイノリオの聞けば聞くほど

新米の婿はつらいよ。

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物「嫁姑のコーナー」。

息子が結婚すれば、母親は「新米」の姑さんになります。嫁だった人が今度は姑の立場となり、見方も変わっていきます。

3月29日放送でも、つボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを読み上げます。

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パグに気に入られ

こちらは新しいお婿さんの話です。

「2年ほど前に再婚した僕は、妻の母から見ると中古婿だと思います。

妻の実家には年老いたパグがおりまして、なかなか人に懐かず、家族以外は吠えまくるそうですが、僕には最初から懐きました。

たまに実家に行き、犬とじゃれていると、『変ね、今日も噛まれないわ』と、今もたまに噛まれる義母。一度も噛まれたことのない僕を見てつぶやきます」(Aさん)

つボイ「相性がありますからね。仲間と敵対するものとあって、姑はパグっと噛まれとる」

小高「気に入られてよかったね。お舅さん、お姑さんにも、気に入られるといいですね」

新米お婿さんは犬にも義父母にも気に入られることが大事なようです。
 

嫁と姑で息子の悪口

こちらも新しめの姑さんです。

「私も姑10年目です。大正生まれのお義母さんに結婚当時は戸惑いました。

生活は別々ですが、主人が義理の父と一緒に仕事をしていたので、自然に生活の中に義母と義父がおりました。ふたりとも亡くなりましたが、二人にはいい思い出ばかりです。

だから私もお嫁さんには優しくと思っております。二人で息子の悪口を言っています」(Bさん)

つボイ「嫁さんとお姑さんで、『ホントしょうがないよね』『ホントですよ、お母さん聞いてください』『それ、うちの息子があかんわー』」

小高「こういうパターンはだいたい途中で、『そこまで言わなくていいんじゃないの?』、となるんですけど、バランスがとれてるというのは素晴らしいことですよ」

姑も嫁もどちらも程度を知ってるのでしょうね。
 

息を吐くように嫌味を言う

ほのぼのとした話が続きますが、このコーナーはこんな話がないとピリッときません。

「離婚して10年以上が経過して、最近は更年期のせいもあり、婚姻中の記憶も曖昧になってきております。

が、このコーナーを聴くたびに、胸の奥に潜めたはずの義母の記憶がぶわっと浮上してきます。

この義母は息を吐くように嫌味を言う人でした。
真に受けているとメンタルがやられると危機感を持った私は、義母の言葉や行動をとことん面白がるという技を編み出しました。

確かに愚痴る時は、ネタを披露する形式になるため友人にも好評でした」(Cさん)

小高「ネタになるお姑さんの嫌味は興味あるね。面白がるのはいい方向ですね」

つボイは聞いた話をします。

「ちっとも電話代を払わないある事務所に直接行くことになった。上司からそのままに受け取ると仕事にならないからと言われました。
『コラー、何しにきたんじゃあ』→『何しにいらっしゃいましたか』
『コラ、言いたいこと言ってみぃ』→『何かお尋ねしたいことがありますか』
と心の中で変換する」

そして最後につボイはこう締めます。

「私がシモネタ言っても、きれいな言葉に変換してくださいね」

無理です。
 

本当は怖いことわざ

最後は嫁姑問題豆知識です。

「ことわざの中に、姑の嫁いびりの『秋ナスは嫁に食わすな』ということわざがあります」(Dさん)

小高「これはいびっている説と大事にしてる説がありますね」

「逆のも調べました。姑いびりのことわざです。『麦と姑は踏むがよい』」(Dさん)

小高は「そんなんあるの。踏まないで!」と大爆笑。

ナスを食べられないくらいはいいですが、踏まれるのはイヤですね。踏まないでください。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年03月29日10時02分~抜粋

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