つボイノリオの聞けば聞くほど

おバカなひとことが、世間を救う?

疫病に戦争と、ちょっと前には想像もしなかったつらいニュースが多い昨今ですが、こどもの素直なひとことに救われることもあります。

『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物コーナー「バカ息子、バカ娘」。
3月22日の放送でも、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、リスナーから寄せられたこどもの面白エピソードを紹介します。

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浜村淳さんとつボイさん

こどもらしい素直な感想かもしれません。

「いま放送中の朝ドラの劇中、ラジオから浜村淳さんの声が流れてくるシーンがあります。これを初めて聴いたうちの娘、『あれ、これってつボイさん?』とのたまわっておりました。

『違う、これ浜村淳さんよ』というと、『つボイさんかと思った。そっくり』とまだ信じられないようなことを言います。

こてこての関西弁だし、その時は似ているかしら、と流しました。

先日も高校野球の結果をアナウンスする浜村淳さんの声が流れてくると、『浜村淳さんってつボイさんがモデルなの?』とまたトンチンカンなことを言います。
笑えるやらあきれるやらで、朝からやれやれな娘です」(Aさん)

つボイは「聞く耳を持った方です。一流の芸をもった浜村さんと私と同列にして」と言い、ワントーン高い声で「芸は似てれどもギャラ違い」と落とします。

小高は「朝のラジオやっているという共通点はありますよね」とフォロー。

それぞれに浜村淳節、つボイ節と、ベテランのラジオパーソナリティには独特の名調子があります。
 

キンモク星?

次は単純な思い違い。おとなだとちょっと恥ずかしい間違いです。

「うちのバカ息子2はキンモクセイを植物ではなく宇宙の惑星だと最近まで思っていたらしい」(Bさん)

つボイ「金星、木星、キンモクセイや。水金地火木でどこに入る?」

小高「金星と木星の間に入るキンモク星」

Bさんは続けます。

「彼女と彼女のお母さんとお出かけしたとき、『キンモクセイが香るね』と言われて、『え、星の香りがするの?』。バカですね、本当に」(Bさん)

小高「発想が豊かやね」

彼女のお母さんには知ったかぶりをする人より、ちょっとおバカでも気に入られたかもしれません。
 

実は親バカ?

Cさんは離れて住む娘さん思いのようです。

「テレビのグルメ番組で菊池風磨くんと間宮祥太朗くんが茨城県で2軒の飲食店に行っていた回を見ました。

後日つくば市在住の娘に『テレビでやっていたラーメン屋に行って二人が座った椅子に腰かけた?』とLINEしました。

すぐに、『まだ行ってない、それより父ちゃん、もうひとつの方の焼き肉屋に行きたい。小遣いちょうだい。お願い』」(Cさん)

つボイ「ラーメン屋でなくて、焼き肉屋、ちょっとかかる」

Cさんは嘆きます。

「カルビー人前で俺がたまに行く店の食べ放題のコースより高かった店や。どうなっとる」(Cさん)

Cさんは普段娘さんにLINEをしてもなかなか既読にならないそうですが、このときはすぐ返事が返ってきたそう。父親って健気ですね。
 

子はかすがい

Dさんはバカ息子ではなくて孝行息子かもしれません。

「私が4歳くらいの時、両親が激しく口喧嘩している足元で、二人を見上げて、『ねぇ、どっちが勝ってるの?』と聞いたら喧嘩が終わったということが何度もあったように記憶しております。

この間母親に『なんで喧嘩するんや』と聞きました。すると母親が、『あんたが寝小便治らんから医者に連れていくか、金がもったいないから放っておくかで喧嘩しとったんや』と。
結局オレのことか、聞くんじゃなかった」(Dさん)

そんな時もあったかもしれませんが、本当に喧嘩していてDさんの素直なひとことのおかげで喧嘩がおさまったこともあったのでは。
「子はかすがい」とはよく言ったものです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年03月22日10時01分~抜粋

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