つボイノリオの聞けば聞くほど

花粉症の人の間で話題!和歌山だけで生産されている柑橘類

『つボイノリオの聞けば聞くほど』で、毎週金曜に放送されている「誰かとどこまで~およそ七円の旅」コーナー。

毎週、日本や世界各地の名所やその土地ならではの特徴、旅行した時の思い出などに関するおたよりを紹介しています。

3月18日の放送で取りあげた場所は「和歌山」。

みかん、パンダ、白浜……みなさんはどんなイメージを持たれているでしょうか。

[この番組の画像一覧を見る]

和歌山といえばやっぱり

和歌山は観光地として人気の場所ですが、やはり人気のスポットといえば……。

「和歌山県は3、4年前、南紀白浜に旅行しました。
温泉や名所巡りをしましたが、やっぱりアドベンチャーワールド良かったなあ。
パンダが本当かわいくて、癒されました。

それにしてもお父さんパンダ(永明)、人間でいえばかなりのご高齢。
その絶倫ぶり、見習いたいのかあやかりたいのか、複雑な(心境の)初老手前のオッサンです」(Aさん)

よく上野動物園でパンダが生まれると大勢の人が動物園につめかけ、大々的なニュースになりますが、関西人からすると「関西には前からパンダがようさんおるがな」というのが定番となっています。
 

全国唯一の特徴がある村

続いては、和歌山に住んでいる方からのおたよりです。

「北山村は全国で珍しい飛び地と呼ばれているところで、和歌山県(の村)でありながら、四方は三重県と奈良県に囲まれています。
最寄りの駅は熊野市で車で40分ほど、週末の買い物へは車で1時間ほど和歌山県新宮市に出かけます。

特産品は「じゃばら」と呼ばれる固有の柑橘種で、花粉症に聞くという評判で有名です。
観光は夏のいかだ下りで有名です。

また、村内の木工所で製作している、ふるさと納税の返礼品にもなっているトイレも評判です」(Bさん)

……と、つボイがおたよりを紹介していたところ、ここで「失礼いたしました。トレイやわ」と訂正し、小高直子アナウンサーが「全然違うやん!」とツッコミ。

つボイ「木でできたやつって、耐久性があるんかなと思って」

小高「木の匂いが癒しの空間になって、まるで大自然に囲まれたようになるトイレだから人気なんかなって、そこまで考えたわ!」

つボイ「これ、偶然聞いた人が木工でトイレ作ったらええかもしれんぞっていう発想になったかもしれん」

あくまでもトレイですので、お間違えなく……。

ちなみに、まったく異なる県に囲まれた飛び地は唯一北山村だけですが、東海地方では岐阜県大垣市が、全く違う市に囲まれた飛び地を持っています。
 

柑橘系果物が大人気に

Bさんの投稿にあった「じゃばら」は江戸時代から栽培されていたのですが、1971年(昭和46年)に田中諭一郎博士が現地調査を行い、ゆず系の柑橘類であることを認定。

田中博士は愛知県出身で、愛知県立農林学校(現:愛知県立安城農林高等学校)出身と、東海地方にゆかりのある方です。

かつてはじゃばらの売り上げが下がっていき、生産を止めることも検討されたそうですが、島根県のある方から毎年20kgほど注文されていたそうです。

疑問に思い、「なぜ、そんなに毎年買ってくれるんですか?」と尋ねたところ、「うちの子が花粉症で、すごく効くんです」というのを聞き、他の購入された方からも同じような意見があったそうです。

あらためて分析を依頼したところ、抗アレルギー作用であるナリルチンが他の柑橘類よりも多いということがわかり、今も栽培し続けられているとのことです。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2022年03月18日10時51分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報