『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)の名物コーナー「男と女」。
3月9日の放送では、リスナーから寄せられた結婚式の余興について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが語りました。
披露宴には職業別の定番の余興があるようです。
警察と消防
「警察官の主人は、挙式当日の朝まで夜勤でした。
その夜、熱海まで行き一泊。初夜のつもりが、主人はすぐにグーグー寝てしまいました。可哀想な花嫁さん(私)でした。
主人が天国に召されて8年、私は元気ですが、やはりお巡りさんを見ると胸キュンになります」(Aさん)
つボイ「あの姿に惚れて、一緒になったんですよね。警察官の方は急に呼ばれたり、夜勤だったり、いろいろあるみたいです」
「僕は消防団員ですが、結婚式披露宴の余興では消防隊員と同じようなことをやりました」(Bさん)
つボイ「火元が判明しました。火元はこの新郎新婦です。大変です。この二人の愛の炎は誰も消せません。チャンチャン」
消防団員、消防隊員の定番の余興を演技を交えて説明するつボイでした。
営業職と薬剤師
「職業別、披露宴の出し物コーナー。
営業部長にスピーチを頼んだら『子作りのノルマ、達成するぞ』とか決起集会の真似をしてましたけど、今ではセクハラです」(Cさん)
「職業別披露宴あるあるの話ですが、うちの息子の場合、新郎新婦ともに薬剤師でございます。ケーキカットの後のファーストバイトではスプーンの代わりに薬さじでした」(Dさん)
ファーストバイトとは、披露宴で新郎新婦がお互いにケーキを食べさせ合うこと。
小高「ここで、みんなウケるわけですね」
製造業の一例
「私の前任地では、新郎が社員である場合、新婦に対して、品質管理部門が新郎の品質保証を行っておりました。私が同期の結婚式に呼ばれていたのは、30年程昔なので、あまり詳しく覚えておりませんが、だいたいこんな感じです」(Eさん)
「品質管理部長として報告いたします。品質保証書、製品名、山田○○君、製造年月日(ここは生年月日)。
検査結果、本製品が全ての検査に合格し、品質に問題がないことを証明いたします」が定型のセリフなんだとか。
「注意事項、定格?条件下での使用には問題ありませんが、夜間の特定用途での酷使にはご注意ください。以上、部長さんのお言葉でした」(Eさん)
小高「どっかにシモネタ入れ込んでくるんだね」
つボイ「結婚式はそういうもんでしょ?大前提がシモネタイベントじゃないですか」
小高「違いますよ。愛を確かめ合う日ですよ」
つボイ「愛ってなんですか?」
このつボイの反応に大爆笑してしまう小高。
道路交通情報
「私が結婚式で聞いたスピーチの職業は、ラジオでお馴染みの道路交通情報の方でした」(Fさん)
友達が道路交通情報に勤めていた女性と結婚して、式に招かれたそうです。
その時スピーチの内容は両家を道路に例えたもの。
「『本日山田道路、吉田道路は繋がり、開通いたしました』とか。こういうので、めちゃめちゃウケました」(Fさん)
つボイ「これ、私も聞いたことあります。『今日のパーティーを交通情報風にお伝えいたします』というのを淡々とやるんです」
小高「鉄板持ちネタでいいですねえ。どこ行ってもアレンジしてウケそうですねえ」
つボイ「本当に面白いです。羨ましいぐらいや。向こうの方がウケるから悔しいわ」
アナウンサーの場合
「アナウンサー同士の結婚式はどうでしょうかね?いつもは言えない放送禁止用語とか言っちゃったりするんでしょうかね?」(Gさん)
小高「ちなみに私の結婚式の時のつボイノリオさんのスピーチは、かつてこの番組でやっておりました、人生相談の予告風でした」
つボイ「来週一週間の相談内容をご紹介。月曜日、私の夫はどうしようもない夫です。一刻も早く別れるにはどうしたらいいでしょう?火曜日、私の夫は不倫をしておりまして、そんなのの連続」
小高「会社関係者には爆笑でしたけど、うちの親戚、旦那の親戚はポカーンってしてました」
結婚式のスピーチでは「切れる」「離れる」など別れを連想させる言葉を「忌み言葉」といって使わないようにしますが、小高の結婚式では、そんな言葉満載だったそうです。
小高「『姑が明かす嫁の恥』とか言ってましたよ。結婚式のスピーチで」
医者が一番
「一回だけ医者の友達の結婚式に出たんです。そしたら余興が酷い酷い。
やたらリアルででっかいあそこの模型を作って来て、専門用語でガンガン。親戚とか友達関係はドン引きしておりまして、これが身内ウケかと見ておりました」(Hさん)
小高「今までつボイさんが一番だと思ってましたけど」
つボイ「医者には負けましたねえ」
小高「悔しいか?」
つボイ「今度、お医者さんの結婚式があったら、隅の方から見させていただきたいと思います」
上には上がいるものですね。
(尾関)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年03月09日10時03分~抜粋