つボイノリオの聞けば聞くほど

母校の校歌、小学校は歌えても中学・高校は歌えない?

3月に入り卒業式のシーズンになりましたが、卒業式といえば校歌斉唱。

小学校では何回も歌っていたから今でも覚えているものの、そういえば高校や大学は全く覚えていないということはないでしょうか。

3月4日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、リスナーから届いた校歌にまつわるエピソードについて、パーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しました。

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校歌を歌う機会がない理由

小学校では朝礼などで歌う機会が多かったでしょうが、高校などの校歌の歌詞を覚えていないのは、そもそも歌っていないからという理由があるようです。

「中学高校の校歌を思い出せず、卒業アルバムを引っぱり出してみました。

小学校のは今でも歌えますが、中高生の時は吹奏楽部で、月曜の朝礼や学校行事はいつも演奏する側にまわっていたので、歌った記憶がないんです」(Aさん)

小高「私も中学は吹奏楽部だったから、いっぱい吹いたんで覚えてるんですけど、高校の校歌はぜんぜん覚えてなくて何でかなと思ったら、高校は放送部で。

放送室からレコードやカセットをかけるだけで、あとずーっと放送室でおしゃべりをしてたんで、それで覚えてないんかなって」

校歌を歌う機会がなかった理由が両方ともクラブですが、内容は真逆でした。
 

校歌を歌いたくても歌えない!?

歌う機会がなかったという理由以外にも、校歌を歌った経験がなかったという方もいらっしゃるようです。

「私は神戸市内のカトリック系の高校でしたので、歌詞が全部英語で、しかも3番までありましたので、全然覚えられませんでした」(Bさん)

つボイ「『ジェームス山を仰ぎ見て 海は広がり』とか、そんなんを英語で歌ってたんですよ」

小高「そんな英語じゃないと思う、たぶん(笑)。

なんか神の御慈悲をとか、そっち系やと思う」

校歌の歌詞にその土地にちなんだ内容を入れるのは、日本特有のものなのでしょうか。

例えば、スイスの学校では「アルプス山脈のふもとで」といった歌詞になるのでしょうか、そもそも校歌自体があるのか、疑問が広がってしまいました。
 

こどもの間で伝わる別バージョン

校歌といえば、基本的にはあまり変わることなく受け継がれていくものですが、遊びで校歌の歌詞をわざとひねったりすることもありました。

「うちのこどもは僕が30年ほど前に通っていた小学校、中学校に通っています。

その校歌についてこどもと話していたところ、気づいたことがあり、さらにとても感慨深い深い経験をしました。

校歌の語尾に付ける替え歌のようなものが、あの頃とまったく変わっていなかったんです!」(Cさん)

学校の歌詞について、「学び舎近き『◯たま』」や、「たゆみなく『りごはん』」、「知識の泉、汲み貯めん『たいこ』」など、語尾に文字を付けて遊ぶパターン。

平成、令和と時代が変わったのであれば、付ける言葉も変わりそうなものですが、まったく変わっていなかったことにCさんは驚いたそうです。

小高「食べ物とシモネタばっかりやもんね」

つボイ「こどもの興味あるもんばっかりやわ」

学校自体の伝統とは別の路線で、こどもたちに伝統が受け継がれているようです。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年03月04日09時43分~抜粋

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