つボイノリオの聞けば聞くほど

おっぱいがいっぱいで、頭がいっぱいになる広告。

『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「おっぱいのコーナー」。
タイトルだけ見ると大人のおふざけのようなコーナーですが、乳がんやピンクリボン運動などの硬派な話題もそれなりに取り上げています。

3月1日放送でも、つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーの投稿を読み上げます。

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乳がん検診のポスター

乳がん検診のポスターが物議をかもしているようです。その経緯をAさんが投稿しました。

「第17回ピンクリボンデザイン大賞ポスター部門グランプリを受賞した作品が波紋を呼んでいます。企画を主催するのは公益財団法人日本対がん協会。

受賞したポスターは福引のガラポンの抽選機を乳房に見立てたイラストに『"まさか、私が" と 毎年9万人が言う』の文字が書かれています。

これに対して『何これ?抽選であなたが当たりましたということ?』『馬鹿にしてる』とか『がんサバイバーに対する配慮がされていない』など、多くの意見がSNSに投稿されました。

これに対して、日本対がん協会は、『選考の責任はわたくしども協会にあり、お気持ちを傷つけてしまった患者さんやご家族のみなさまにお詫びを申し上げます』と謝罪。今後よりよい啓発活動を探るとのことです」(Aさん)

2021年の受賞作の発表は10月。どうしていまになって“炎上”したかというと、医療機関にこのポスターが貼られ始め、患者さんが目にしたからだそうです。
 

それぞれの思い

Aさんは思いをこう続けます。

「人それぞれとらえ方は様々で賛否両論あって当然ですが、身内に乳がんを患ったことがある者がいる私にとっては、検診で乳がんが見つかったとしても早期発見とは限らず、あたかも福引で豪華賞品が当たったみたいに表現するのはいまいち理解しがたい。
協会は謝罪するのではなく、このデザインを選んだ理由を述べてほしいです」(Aさん)

つボイ「私は最初見た時はあまり疑問に思わなかった。だから気をつけないかんなと思った」

小高「私もそんなに違和感はなかったですけど、乳がんになった方、そのご家族とか、嫌だなと思う人がいるかもしれないと考えることは大事ですね。
自分がいいならみんながいいと思うのは間違いだ、ということを認識するのが大事かな」

つボイは「乳がんに対して再考させられましたね」としみじみ。
 

見納めおっぱい展

沖縄市内のギャラリーでおっぱいの写真や絵画などの展示が行われた、とBさん。

「去年の10月30日沖縄タイムスの記事から。11月1日から『見納めおっぱい展』が行われます。作品はすべて申し出た人を撮影したもので顔は映していません。80歳以上の女性や乳がんで乳房を切除したモデルなど、その人のおっぱいの魅力を表現した多様な作品が並んでいます」

Bさんは最後に「エロい気持ちでコピペした自分が恥ずかしいです」と正直に告白。

つボイは「これは問題になってないです」。しかし「やってる時に知らせてほしいですね」とつくづく残念そう。

これを開催した「おっぱい写真家」のRikiさんは「作品を通して女性が元気になってもらえれば」と言います。
つボイは男性ですが、確実に元気になりそうな展示です。
 

胸をみせる広告

こちらはちょっと問題になっています。

「アディダスが女性の胸をみせる広告を公開して、煽情的だと議論を呼んでいます。

今回の広告は明らかに衆目を集める意図が込められており、数多くの議論に火が付き、Twitter上で男性女性の双方が賛否両論の反応を見せています。
おっぱいだけ見せている広告が不適切という指摘もあり、大胆だと評価する意見もでました」(Cさん)

つボイ「(こういう広告は)人目を集めることはできるけど、商品への関心は低下するという意見もあります」

Cさんは感想をこう続けます。

「私は女性25人の胸の広告を見ましたが、おっぱいがいっぱいで頭がいっぱいになり、スポーツブラのことは忘れてしまいました」

つボイ「私のリスナーは(感じ方が)私と同じや」

最後にCさんは「乳がんで乳房を切除した女性のことは考えたのかと、ふと思いました」と締めくくります。

つボイ「エッチそうなことを言っていますが、最後にふと思ったのね」

そこもつボイと似ています。

小高は最後に「いろいろな人のことを想像して考えることはとても大事なことですよね」と、まとめました。

このおたよりで「アディダス おっぱい」と検索した人は多いのでは。
写真を見ると、確かに、商品のことは頭に残りませんね。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年03月01日10時02分~抜粋

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