つボイノリオの聞けば聞くほど

合格電報のメッセージ、「サクラサク」以外にある?

受験シーズン真っただ中。コロナ禍ということもあり、今はネットでの合格発表が一般的ですが、掲示板の前で喜びに沸く受験生の姿を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
以前は、掲示された受験番号を見て、地方在住者にいち早く合否を伝える「合格電報アルバイト」が存在していました。

2月28日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、嵐の「サクラ咲ケ」に乗せて、昔懐かしの「合格電報の文言」について語り合いました。

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キビダンゴデハラコワス?

「私ね、岡山の大学を受けた時、『オニタイジオメデトウ(鬼退治おめでとう)』という電報が送られてきたことを思い出しました。
不合格の時の文面はなんだったんでしょう。『キビダンゴデハラコワス(きびだんごで腹壊す)』とか?わかりませんが。懐かしいですね」(Aさん)

ドキドキしながら電報を開けたのに「キビダンゴデハラコワス」の文字。想像しただけで涙が出そうです。

「先日のご当地合格通知のメッセージ。京都の大学の『ラクチュウデシタ(洛中でした)』『ラクガイデシタ(洛外でした)』。これね、冗談ですから忘れてください」(Bさん)

以前、番組内で盛り上がった「合格電報のご当地メッセージ」。平安京の京域内だった洛中と、そうでない洛外で当落を示した京都ならではの文言でしたが、これは冗談だったそうです。
 

合格文言リクエスト

「私が受験した1980年の春、受験会場の外で学生がアルバイトで『電報を打ちますよ!』とやっておりました。私も遠方からの受験だったので、お願いしました」(Cさん)

ネットがない時代、受験の合否を知るには電報が最も安くて速い手段でした。

「『文言はどうしますか?』と聞かれました」(Cさん)

つボイ「こういうことがあるみたいですね?」
小高「シンプルバージョンと、ちょっと面白いバージョンとかあるのかな?」

つボイ「文言をリクエストできるみたい」
小高「そういうのもあるんだ」

「『文言はどうしますか?』と聞かれたので、合格なら『〇〇ダイサクラサク(〇〇大さくら咲く)』とお願いしました。まぁ今になって思ったら、せっかく静岡の大学だったから『フジトウチョウス(富士登頂す)』とかにすればよかったと思います」(Cさん)

その土地に合わせた粋な文言にすればよかったと嘆くCさん。
 

結局「サクラサク」

「電報の文字数が金額に関係あった気もします」(Cさん)

そうなってくると、話はまた別です。

つボイ「あんまり立派な文言でもね」
小高「長くしちゃうとお金かかるよ、いうことね(笑)」

「静岡って富士山はもちろん有名だけど、富士ばっかりでもないもんね」と語るつボイが考えたのは、「フジヲミナガラチャヲノムワタシ(富士を見ながら茶を飲む私)」

つボイ「これ、お金めちゃめちゃかかりますよ、やわ」
小高「長い文章にするとお金がかかるから、凝ってても短い方がいいわけだ」

今も合否を表す言葉として浸透している「サクラサク」と「サクラチル」。短い言葉ですべてを知らせる、良質な文言だったようです。
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年02月28日10時13分~抜粋

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