つボイノリオの聞けば聞くほど

それぞれの節分。今年の特徴は?

節分が終わりました。
翌日2月4日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、各家庭での節分の様子を伝える投稿が多数紹介されました。それぞれの家に特徴があるようで…。

つボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを読み上げます。

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節分のあとは、春よ来い

コロナ禍とはいえ、節分をする家庭の様子はどれも微笑ましいものです。

「夜に恵方巻を食べ、豆まきをしました。今年は床にまかずに袋から食べました。恵方巻の中にひな祭りのチラシが入っていました。春よ来い、ですよね」(Aさん)

つボイ「この時期心が春めいて、寒い中でもちょっと希望をもって生きようかという気持ちになりますね」

クリスマス、お正月、節分、バレンタイン、ひな祭り、ひとつひとつの行事に気を取られているうちに、春はすぐにやってきます。
商売をする人に乗せられている感はありますが…。

「昨日の節分は仕事で、朝4時から夕方6時まで恵方巻を巻いて巻いて、例年以上の来客数と予約数で売り利益は上がりましたが、僕の身体はくたくたです」(Bさん)

商売をする方も大変なようです。
 

孫と豆まき

豆まきも小さいこどもがいると熱が入ります。

「節分、メインイベントの豆まきです。
僕は鬼のお面をかぶって孫に『悪い子はいねえかー食べちゃうぞ』と襲いかかると、3歳の孫はおびえながら豆をぶつけてきます。
妻は孫の応援。娘はビデオ撮影。楽しみました。鬼役はどうしてもなまはげを連想してしまいます」(Cさん)

確かに、鬼をどうやればいいか?参考になるものといえば「なまはげ」です。
ところが最近のこどもたちにとって、「鬼」と言えば、あのアニメの方が馴染みがあるようです。

「昨日の節分は孫娘と楽しみました。家の中で孫を追いかけると、振り返り『水の呼吸』と言って豆が入った袋を投げられる。また追いかけると『いまあんちゃん、豆投げたでしょ、死なないと怒るよ』と言います」(Dさん)

つボイは「今風や」と感心。
あんちゃんは『鬼滅の刃』に夢中のようです。

確かに大人同士で豆まきをしても、もうひとつ盛り上がりに欠けます。
 

『コロナー外』

今年ならではの行事もあったようです。

「母と連れ立って氏神様に出かけました。
今年は最後にアトラクションがありました。本殿の横の広場のブルーシートの上に白い紙で大きく『鬼』と書かれたものが貼ってある。世話人さんが豆の入った升を手渡してくれて、『思いっきりまいてうっぷんをはらしてよ』と。鬼の文字にバーンとぶつけました。

鬼はコロナでしょうね。中には『コロナー外』と呼んでいる人もいました」(Eさん)

たまったものを吐き出すようにとの世話人さんの好意でしょう。『コロナー外』はみんなの願いです。

掛け声といえば、こんな声を掛けた人もいます。

「このご時世、豆まきする時の掛け声は、『オミクロンは外、福ワクチン』」(Fさん)

つボイは「これが今年なんや。今年は今年なりの掛け声があります」と感心します。
 

小銭を投げる

節分の行事には、その地方だけの行事もあるようです。

「我が家の節分です。豆まきのあと自分の年齢にあわせた小銭を持って、自宅近くの十字路に行きます。
そこに立って、小銭を後ろ手に投げます。投げた後はけっして振り向かず家に帰ります。これが『厄落とし』という町内にある行事です」(Gさん)

風情があっていいですね。しかし、その投げた小銭はどうなるのでしょう、後が気になります。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年02月04日09時14分~抜粋

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