つボイノリオの聞けば聞くほど

バカ息子にバカ娘、バカにもいろいろあるけれど。

CBCラジオの長寿番組『つボイノリオの聞けば聞くほど』の人気コーナーのひとつが「バカ息子・バカ娘」のコーナー。

バカといっても、かわいい子たちのエピソードです。
こどももいつかは大人になって「バカだなぁ」とも言えなくなります。中には大人になれずバカなままの時もありますが。

1月18日放送でも、つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。

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雪に大喜び

最近、全国的に雪が降っているところが多いようです。そんなときはついこどもの気分に戻ります。

「雪は非日常でうれしくなります。かつて雪の積もった朝にゴミ出しを買って出て、駐車場の除雪がてら雪玉を転がしていたら、母が『ゴミ出しに30分もかからないでしょう』と、迎えに来たことがあります。

当時私は28歳、妊娠中期。その時のこどもも無事生まれ、数学のできないバカ娘として大きく育ち、来年20歳になります」(Aさん)

数学はできなくてもちゃんと成人にはなれます。
 

ヨークッシャー?

勘違いはどこにでもありますが、妙にはまる時があります。

「大晦日の午前中、中一の娘とコンビニに出かけると、小型犬を連れたおじいさんが信号待ちをしていました。
娘に『あの犬、何という種類?ヨークシャーなんとかじゃない?』と言うと、『何を言ってるの、ヨークッシャーテリアは猫だよ』と自信満々に言い切られました。
『2021年を締めくくったなー』と大笑いです」(Bさん)

つボイ「ヨークシャー猫で締めくくりです」
 

卵の回収の仕方

女の子の話はほんわかして微笑ましいエピソードが多いです。

「我が家の小6の次女の話です。
調理実習が久しぶりにできるということで、娘は楽しみにしていました。調理するものはスクランブルエッグ。朝から慎重に卵を持っていきました。

しかし、帰宅した娘は『卵が転がって割れたけど、なんとか回収できたから大丈夫』と言っていました。
あれほど落とさないでと言ったのに。相変わらずやってくれます」(Cさん)

つボイ「この回収の仕方がわからん」

小高「多分スクランブルエッグでしょう。袋にいれていて割れても、殻だけ上手にとったら、いけたかもしれない」

つボイ「スクランブルエッグでよかったんや」
 

64564年?

男の子のバカは単純で「ほんまにバカか!」というのが多いです。

「中三の長男が中一の次男に歴史の問題を出していました。
長男が『大化の改新は何年?』『わからん、考えるだけ無駄だからヒントちょうだい』。『しょうがないな、むし…』『わかったむしごろし、64564年』と自信をもって答えました」(Dさん)

年号を覚えるための語呂合わせが、数字だけひとり歩きしています。
 

食欲旺盛

聞き間違いというのは定番ですが、中学生ともなると食欲に結び付くようです。

「実家の法事、コロナで遠方の親戚が『ごぶれいします』。中学生の息子が、『父さん昆布レーズンってなに?』

昆布とレーズン、一緒に炊いてうまいか。

今度はおばさんたちが、『今日は上げ膳据え膳でええわ』と言ったら、『アルデンテスエーデンってナニ?』」(Eさん)

つボイ「ちょっとグルメなことばです」

「食べることばかり考えているので、全部食べ物に聞こえるらしいです」とEさん。
 

バカ息子より困るのは

バカ息子より困ることがあります。賢すぎのこどもです。

「甥っ子は東大出身で、東京の一部上場企業に就職の優秀な子です。顔を合わすのはせいぜい正月くらい。
会話のきっかけに、『どう順調?』と話しかけると、彼は冷静に『何に対してのことですか?順調ってどんな状態のことですか?』

下戸の彼とは別のテーブルで飲んでいると、彼はいとこたちを相手に熱弁をふるっています。そのテーマは『ミッキーマウスに代表されるアメリカ文化の功罪について』。
やっぱりバカ息子くらいがちょうどええわ、会話にならへん」(Fさん)

つボイ「ちょっと熱弁を聞いてみたかったですね。困ったら、ミッキーのモノマネをすればいい」

日頃からミッキーのモノマネをしているつボイはそれで笑いをとれるかもしれません。笑いは一番のコミュニケーションですね。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年01月18日10時02分~抜粋

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