つボイノリオの聞けば聞くほど

着物禁止だったことも?「成人式」の思い出

1月14日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、この週に行われた地域の多かった「成人式」にまつわる投稿がたくさん届きました。
新成人自身からのおたよりより、親御さん、昔の成人式の思い出などの話が多かったようです。

つボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを読み上げます。

[この番組の画像一覧を見る]

中学から変わらず

成人式はひとつの区切り、成長の証しを感じる時です。

「8年前、奈良の学童野球のガールズチームの監督をしておりました。当時のこどもが昨日成人式を迎えて、その写真がLINEでたくさん送られてきました。
華やかできれいで初々しい。あのちっちゃいこどもたちがこんなに立派になったことに感動しました」(Aさん)

「我が家にも新成人がおります。式典から帰宅して『皆、背も伸びて髪型も変わって、一瞬誰かわからないやつも何人かおった。オレは背も伸びず、髪型も大きな変化がない。たくさんの声掛けがあった。中学出てから変わってないから見つけやすかったんやろうな』と、自虐的に笑っていました。

息子よ、見た目の変化は少なくても、いろんなことがあって今日まで来たじゃないか。
とりあえず大人の責任として目の前のことに全力で取り組め。後期試験を乗り越えろ。そのためにまず布団から出ろ。話はそれからだ、さぁ起こしにいくか」(Bさん)

一日一日目の前のことを越えていって、20年間の成長があるのですね。

父のスーツで

やはり父と息子の交流のおたよりが届いています。

「うちの長男も鈴鹿サーキットでの成人式に出席しました。コロナの影響で大学の入学式もなかったのでスーツを持ってない長男は、『父さんのでいいよ』と。私のスーツ、吊るしのスーツですが、これで成人式に出ました。

私も三十数年前には成人式にはスーツがなくてジーパンとジャケットで出ました。まわりはみんなきれいにかっこよく着飾っているのに恥ずかしかったな。長男にはスーツ代としておこずかいをあげたほうがいんですかね」(Dさん)

つボイも「私もスーツなかったもんね」とぽつり。
みんなと同じ格好をするより、自分流の姿で自信をもって臨んだ方がかっこいいと思いますよ。
 

お振袖は禁止?

成人式というと着物が連想されますが、禁止された時期もあったようです。

「私たちは伊勢湾台風の後で、お振袖は禁止、私は黒のワンピースで行きました。だからお振袖姿は結婚式の披露宴でいとこから借りた着物でした。
今のあの豪華なお振袖姿はうらやましい反面、時代だから仕方ないと。成人された皆さんにはおめでとうと言いたいです」(Eさん)

つボイ「いろんな時代がありました。私たちの頃でしょうか、私みたいにあまりスーツもってないとか、着物を持ってないという女子の人もいた。それで出ないということがあって、着物禁止という地域もありました。みんなが出やすいようにということでしょう」
 

洋服で成人式は?

そういう時代のおたよりが届いています。

「私の成人式は市から華美な服装はご遠慮くださいというお達しがありました。だからほとんどの人がワンピース、スーツだったと思います。
私は大学の謝恩会でも着た安っぽいショッキングピンクのツーピースでした。

ちなみに母は娘である私の成人式をすごく楽しみにしていました。しかも、京都で呉服商をしている親戚がいたのでなかなか素敵な振袖をしつらえてくれていたそうです。残念だったようです」(Fさん)

成人式は娘より母親の方が楽しみなものです。娘のこれまでの成長がうれしいのでしょう。

「うん十年前、私の頃は振袖一式を新調すると100万以上、レンタルが30万程度という価格でした。昔からずっとそんな金額とは縁のない我が家は特に着物に思い入れもない私ですが、母は珍しく『好きな洋服買っていいよ』と言いました。
その頃、大人気だったブランド、ジュンアンドロぺのスーツ38,000円を思い切って買って着ていきました。

『月刊明星』を見るとピンクレディーのケイちゃんが同じのを着ていました。ケイちゃんは普段着に使って着ていました。なんじゃこれ?と思いました」(Gさん)

それもまた楽しい思い出です。着物を着ずに成人式に参加した人の方が思い出に深く残っているようです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2022年01月14日09時25分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報