つボイノリオの聞けば聞くほど

4月から18歳が「成人」に!お酒・タバコは?年金は?

今年4月から、成人年齢が18歳に引き下げとなります。ほぼほぼ多くの自治体は現状通り20歳での成人式を予定していますが、三重県伊賀市のように、一部18歳での成人式に切り替える地域もあるようです。

1月7日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、成人式に関するおたよりを交えながら、つボイノリオと小高直子が18歳の成人式について語ります。

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18歳は微妙な年齢

「伊賀市の成人式、20歳の人は令和5年の1月8日。19歳の人は、令和5年3月19日。18歳の人は、令和5年の5月4日と、日にちを変えてやるそうです」(Aさん)

伊賀市のように18歳の成人式を行おうとしている自治体では、19歳の成人式も行う必要があります。

各年代の成人式をどのように行うかは、自治体がそれぞれ考える必要があるようです。

「特に18歳は微妙な年齢でして」と、つボイが指摘するように、成人式が行われる18歳の1月は、人生の中で最も忙しい時期のひとつです。

「受験の真っただ中だったり、就職活動も佳境っていうところで、成人式をやらないで欲しいっていう意見も多いんですよね」と小高。

18歳の成人式は、こういった問題もはらんでいます。
 

センター試験も最後の年

「我が家の次男、今年20歳で成人式を迎えます。20歳が成人の最後の年なんですよね。センター試験も最後の年だったし」(Bさん)

今年成人式を迎えた20歳の方は、さまざまな点で節目の年代といえそうです。

「不勉強で申し訳なんですが、4月からの民法改正で18歳から成人。現在20歳から支払っている国民年金も変更になるんでしょうか」(Cさん)

18歳で成人になるとはいえ、国民年金の支払いは現状のまま20歳からで変わりはないようです。
 

青年補導か、逮捕か

「18歳で成人ですか?お酒とかタバコも18歳で解禁なんですか?すべて解禁なら賛成です。確か海外ではお酒は18歳から飲める国もあると聞いています。すべて統一なら賛成です」(Dさん)

お酒・タバコ・ギャンブルも、これまでと変わらず20歳から。

「18歳成人といっても、お酒とタバコは20歳からです。となると、18歳以上20歳未満の人が酒やタバコをした場合、警察に見つかると補導されるのか逮捕されるのか」(Eさん)

「18歳未満なら間違いなく少年補導となりますが、18歳以上20歳未満の人は“青年補導”となるのか、それとも逮捕されるのか」と疑問を持ったEさんに、「私もちょっとこの辺のところはわかりませんが」と、つボイ。

続けて、「規則の変更によって、いろんなことを僕らもね、意識しなおさないかんですよ、ということです」と語りました。

18歳で成人となることによって、変わらないこともある一方、変わる部分もあるようです。
 

18歳の実名報道もありえる?

「18歳の成人式ということですがね(笑)。日本では古来から数え12~15歳には元服というしきたりがありまして、明治や大正では小学校を卒業して社会で働くこどももいました。
確か、池波正太郎氏もそれだったと思います。

ある意味、こどもの頭でエグイいじめなどを行うのを見ると、自覚と社会責任を促すためにも元服が必要かもしれませんね」(Fさん)

つボイ「今まで20歳だったものが18歳まで引き下げて。大人の自覚を持って生活してくれ、という意味もあるかもわかりません」

小高「ある程度の権利みたいなものが18歳から得られるようになります。責任というところでいくと、引き下げるべきところが出てきますのでね。そのあたりが、当事者の親御さんなんかは心配になっちゃったりするんですけどね(笑)」

母目線から、世の母たちの不安を代弁する小高。

「ギャンブルやって捕まって、18歳で実名報道みたいなこともあるかもわからない」と、つボイが語るように、成人年齢の引き下げは多くの責任を伴うことのようです。
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2022年01月07日10時52分~抜粋

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