つボイノリオの聞けば聞くほど

サンタが街に大集合する「サンタラン」その真の目的とは

師走に入り、街中もクリスマスイルミネーションや装飾が目立つ季節になりました。クリスマスといえばサンタクロース。サンタの恰好をした人たちが集まり、走ることで、こども虐待防止を目指す、オレンジリボン運動と連携したチャリティーイベントが開かれるようです。

12月8日に放送された『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーでは、「サンタラン名古屋2021」について紹介されました。

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サンタの仮装をしたランナーが集結

小高直子アナウンサーが、思い出したようにつボイノリオへ「そういえば、クリスマス前ですね」と話しかけました。

どうやら、クリスマスと関係ある話が始まるようです。

小高がクリスマスの話をしたのは、12月19日(日)に開催されるチャリティーイベント「サンタラン名古屋2021」の話題を紹介するためでした。

このイベントは、市民ランナーの方々が各地のマラソン大会で沿道の市民から声援を頂いていることに感謝を込めて、サンタの仮装で名古屋の街を楽しくゆっくり走るイベントです。サンタの仮装をしたたくさんのランナーが集まり、とても楽しい雰囲気で開催されています。
 

オレンジリボン運動と連携

サンタラン名古屋は2012年から毎年この時期に行われてきたイベントですが、2014年からはこどもの虐待防止を願うオレンジリボン運動へのチャリティーイベントになりました。

小高「つボイさんも時々、オレンジのリボンをつけてますよね」
つボイ「つけてますよ。私にとって大きなテーマですから」

深く頷いたつボイからは、オレンジリボンに対するこだわりが伝わってきます。
ちなみに開催経費を除いた収益は全てオレンジリボンなどに寄付されます。

サンタランに参加経験があるリスナーから投稿です。

「私はサンタランのことを当時SNSで知り、2012年の第一回に参加させていただきました。当日はサンタさんやトナカイ・もみの木になりきって、繁華街をジョギングしながら『メリークリスマス!』と言いました」(Aさん)
 

こどもの虐待防止で誰ひとり取り残さない社会を

オレンジリボン運動は、こども虐待防止の象徴としてオレンジ色のリボンを広めていこうという市民運動。こども虐待のない社会を目指す人が増えることで、国や自治体に対する働きかけとなって虐待のない社会、こどもの権利が守られる社会を目指すというものです。

オレンジリボン運動の理念は、SDGsの理念と幾つもリンクしています。例えば、目標1「貧困をなくそう」や目標2「飢餓をゼロに」、目標3「すべての人に健康と福祉を」、目標4「質の高い教育をみんなに」など、いろいろな目標がこどもの虐待があると実現できないと小高が解説。

サンタラン名古屋は事前エントリー不要です。サンタクロース、またはクリスマスにちなんだ衣装なら誰でもすることが参加できます。

小高「サンタ以外の恰好…トナカイとか?プレゼントの恰好とかいい感じかも」
つボイ「それ、動きにくいなぁ」

プレゼントの箱の恰好を想像したつボイも、思わず苦笑いしました。

「SDGs(エスディージーズ)」とは、「誰一人取り残さない」という考えに基づき、誰もが人間らしく生きる環境を作るため、国連で採択された17個の持続可能な開発目標のこと。
『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーは、小高直子アナウンサーが一見難しそうなSDGsについて、わかりやすく説明しています。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年12月08日11時31分~抜粋

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