つボイノリオの聞けば聞くほど

デート代は誰が払う?男と女も時代で変わる。

12月2日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』でまず話題になったのが、放送当日の日付。
2021年12月2日、これを数字で表すと20211202、前から読んでも後から読んでも同じ、という大変貴重な日です。

そこで取り上げるのは「男と女」と「女と男」。世の中結局、男と女というお話です。

つボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを読み上げます。

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息子の彼女

まずは「男と女」でもあり、「家族の話」でもあります。

「この週末、就職して大阪にいる息子が帰ってくると聞いて、家族で自宅のある神奈川県に集まりました。

明るくしている息子ですが、3人で夕食しながらポツリと『大学時代から付き合ってきた彼女と別れた』と。一瞬、沈黙が流れましたが、私たち親も特にそれにはふれず、世間話を続けました。

息子に今の就職先を勧めたのは私たちでした。その結果、遠距離恋愛となり、息子たちカップルは別れたので、ちょっと複雑な気持ちでした。
年末は3人で私の住む三重で過ごします。息子には元気でいて欲しいなと願っています」(Aさん)

つボイ「就職までしたら親はこれで安心やと思うのですが、行く末にはこういう問題もあるんですね」
小高「しかも遠因は私たちかと思うと切ないね」

寂しくはありますが、もう息子さんも大人です。きっと大丈夫です。
 

夫婦岩に愛を叫ばない

次も夫婦の話です。

「11月22日のいい夫婦の日。地元では夫婦岩に愛を叫ぶイベントのニュースが流れていました。

うちの旦那さんはとてもシャイで毎年このニュースを見るたびに、こんな恥ずかしいことはできないと言います。

私も叫んでもらわなくっていいですけど、21日に久しぶりに寺院巡りに連れてってくれて、さんざん歩いた後、へばっていると、『ひっぱったるわ』と手を出してくれました。
少々介護的なにおいを出しながら、でもその手はあたたかかったです」(Bさん)

つボイ「女の人はこういうことにはっと喜びを感じたりしますね。男は照れ臭かったりしますが。その間で夫婦の気持ちが揺れ動くわけです」

最初は男と女だった2人も、落ち着いた夫婦になりました。めでたしめでたしです。
 

デート代はだれが?

最後は時代の変遷がわかるおたよりです。

「私は、昭和生まれの男なのでデートに行く時は『女性にお金を出させることは恥である』と、先輩や仲間たちから教わって育ちました。嫁との結婚前のデートは1円たりとも出させたことはありません。

なので、次男が彼女とデートに行く時、『デート代あるか?これ足しに』といくらか渡すのですが、次男が、『お父さん大丈夫だよ、ある程度持ってるから。それに彼女も出すから心配いらないよ』
『え、お前、彼女に金出させてるんか。それでいいのか?』
『お父さん、それが今、普通だよ』

今の時代は違うんだな。男女も割り勘でデートするんだなと勉強になりました。しかし、昭和男児の私には違和感ばりばりでございます」(Cさん)

微笑ましい父と次男との会話ですが、つボイは父親の言うような時代もあったと説明します。

つボイ「女の子は昔、就職しなかった。学校出たら、花嫁修行して、お嫁に行くというような時代であれば、お金を持っているはずがない。だから男が出していた。小津安二郎の映画を見るとよくわかります」

小高はもう少しあとの時代を知っています。

小高「バブルの頃は家事手伝いの女の子がナレーター、コンパニオンで稼いで、付き合っている彼氏は新入社員でお金がない。一生懸命貯めてプレゼントしてくれたネックレスを、『糸ようじみたい、歯の間にはいりそう』と友達が言っていた。
今どきの割り勘で仲良く食べようというのなんて、ほのぼのしているじゃないですか」

確かにほのぼのしてかわいい2人が想像できます。時代は変わる。

つボイは「時代とともに男と女の関係も違ってまいります」と締めました。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年12月02日10時03分~抜粋

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