つボイノリオの聞けば聞くほど

つボイノリオが新発見!「一応早退制理論」とは?

CBCラジオの名物番組『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、お金に関する話題がよく出てきます。

11月24日放送では、アインシュタイン氏のメモが高額で落札されたというニュースから「つボイのメモはいくらで売れるか」という話題になりました。その「つボイメモ」とはいったいどんなものでしょうか。

つボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを読み上げます。

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アインシュタイン氏は偉大

ドイツ生まれの理論物理学者アルベルト・アインシュタイン氏が、一般相対性理論の構想時に残した直筆のメモが23日、フランスのパリで競売にかけられ、1160万ユーロ(15億円)で落札されました。
そのメモとは、1915年に発表された一般相対性理論の準備作業が記された54ページの文書です。

「私も突然、時の人になるかもしれませんので、うかつな断捨離も控えなければいけないと思います。特につボイさん気をつけてくださいよ。」(Aさん)

つボイ「メモいうのは電話機の横にある小さい紙に書くものかと、これは違う」

凡人のメモとは訳が違うようです。

Aさんは続けます。

「文字と数字の数式で埋まっていて数学物理の嫌いな私は頭が痛くなってきます。
『へのへのもへじ』の顔の落書きくらいあったら人間味を感じるんですが、そんなもの一切ない」(Aさん)

Bさんからも追加の情報が届いています。

「これまで競売にかけられた中で最も価値あるアインシュタインの原稿であることに疑いはないということで、過去最高額だそうです。すごいなぁ。
つボイさんが書いたメモはいくらで落札されるのかなぁ。一度試しに出してみませんか?」(Bさん)
 

つボイの新理論

つボイは本番中にサラサラとメモを書きだします。

小高「まず、つボイさんのメモって、何を書いてあるか読めないよね」
つボイ「難しくて読めんの?」
小高「違うわ。字が汚くて読めんのだわ。今まで私は何枚もあなたのメモを見たが…。で、何を書いたのですか?」

つボイが書いたのは、「一応早退制理論 mc2=E」(mcの二乗)

小高「まず“相対性”の字が間違ってますよ」
つボイ「これでいいの。会社で早く帰っちゃう人、今日早退しますと言った人にはどういう理論が待っているのか。

ちょっと給料ひかれるかもわからんとか、まわりの人の声『あんたよう早引きするね』とか、いろんな現象が起こりますよ、というのを理論的にまとめたものです」

つボイはなかなか満足したようで、「これをプレゼントしてもいい」と言いますが、小高は「いらないです」とバッサリ。
 

「一応早退制理論」の真実

さらにつボイはオンエア中にこの理論の意味を深めました。

mc2=E
つまり、mはみんな、c2は個人の事情(二乗)があるなら、Eは帰っていいよ。

「みんな、個人の事情があるなら、帰っていいよ」という真実を1行で表したのがmc2=E(一応早退制理論)ということです。
 

このメモを売って…

このメモを「500円なら買うよ」というリスナーも現れました。

つボイ「こんな人がいたら、私3枚書いたら1,500円の稼ぎになる。ええよ~。

「500円で仕入れて売ったら儲かりますよ。100枚買いましたら、半年後にすごいことになりますよ。お友達を3人紹介すると、またこれが3枚もらえる…」

どこかで見たことのあるようなビジネスです。

小高「それよりcでなくてkだと思うんだわ」
つボイ「それなら、mk2=Eでもいいや。cに一本線をすっと縦に入れてくださいkの字になるやん」

cでもkでもいいとは「一応早退制理論」もいい加減ですが、「みんな、個人の事情があるなら、帰っていいよ」とは、よい加減の理論なのかもしれません。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年11月25日09時43分~抜粋

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