つボイノリオの聞けば聞くほど

大学生と銀行員が共にSDGsを考えた。商品開発のヒントも

いつも同じメンバーと一緒にいると、気付かないこともあります。年齢や立場が違う人と交流するからこそ、新しい気付きや視点を通じて見えてくるものがあるはず。

11月3日に放送された『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーでは、銀行員と大学生が一緒に考えた「愛知大学のSDGs活動」について紹介されました。

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大学生×社会人でワークショップ

小高直子アナウンサーが「今日はね、愛知大学のSDGs活動の紹介ですよ」とつボイノリオに話しかけます。
つボイの母校・愛知大学は、今年6月と8月の2回、SDGsワークショップを開催しました。

つボイ「ちゃんと時代に合ったことをやりますねぇ」

これは、SDGsに取り組む企業や団体の支援・人材の育成に注力している愛知銀行との連携事業。愛知大学生と愛知銀行員が一緒に考えるSDGs、というタイトルがついています。

つボイ「愛知同士やわ」
小高「名前に愛知が入ってますね」

大学生と、社会人が一緒になってSDGsへの理解を深めるためのグループワークをおこなったとのことでした。
 

興味のある素材をマッピング

6月に行われた第一回では、愛知大学でフェアトレードを広める活動をおこなっている国際協力団体SEEDの取り組みなどを参考に、グループに分かれた参加者たちが興味を持った素材についてのマッピングをおこないました。

学部や学年を超えた学生のグループには、愛知銀行の社員も加わって、学生・社会人それぞれの視点からの意見も交わされます。

小高「ちょっと違って見えることもあったり、進行のアドバイスをしたり交流しながら進められたそうですよ」

ワークショップの最後には、素材マッピングの結果や感想について発表。学生目線で取り組むべきことが導き出されるという成果があったそうです。
 

学生の意見からの気付き

第二回では、愛知銀行を素材にマッピングをおこなったそう。

銀行には様々な業務や活動がありますが、それらをSDGsのテーマと結びつける意見や、アイデアがいろいろ出されたそう。
中には、「こういう人を支援しては?」と金融商品の開発ヒントになりそうな意見もあったとのことでした。

小高「愛知銀行の人も、『へぇ、なるほど』ってなったんですね」
つボイ「そういうことも、あるんやなぁ」

愛知銀行の方からは、「SDGsの視点で愛知銀行が取り組むべきことへの提案について、我々では気が付かない視点での意見が出され参考になった。
連帯意識だけでなく、一人一人が自分事として行動していくことが大事。皆さんも自分ができることを考え、前向きに取り組んでいってほしい」とコメントが出され、SDGsに対して意識を深めることができたようです。

つボイ「それぞれの立場でSDGsってあるわけで。若い人の行動から気付かせてもらったり、その逆もあるでしょうから。とても有意義なことだったと思いますよ」
小高「学生が授業と違ったところで、意識を持って勉強しているって頼もしいですよね」

ひょっとしたら、小さなこどもの素朴な疑問から大人がSDGsについて考えさせられることがあるかもしれませんし、逆に大人の方からこどもが教えてもらうこともあるでしょう。
SDGsは、世代や国を超えてつながるキーワードですね。
「愛知大学のSDGs活動」についての紹介でした。

「SDGs(エスディージーズ)」とは、「誰一人取り残さない」という考えに基づき、誰もが人間らしく生きる環境を作るため、国連で採択された17個の持続可能な開発目標のこと。
『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーは、小高直子アナウンサーが一見難しそうなSDGsについて、わかりやすく説明しています。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年11月03日11時40分~抜粋

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