つボイノリオの聞けば聞くほど

ラジオ番組に寄せられた、家族との大切な時間

暑い夏、長雨、台風とあり、もうすっかり秋がきました。リスナーのおたよりからもそれが伺えます。

9月28日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』のエンディングでは、家族の話が主に紹介されました。
つボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを読み上げます。

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結婚記念日

まずは、9月21日のおたよりです。

「今日は私たち夫婦の結婚記念日です。35年です。何もなければ『よくもったなと、この旦那と』とのん気に思うんですけど、ここにきて私の病気などがあったので、改めて旦那に感謝しています。結婚生活を見つめ直しています」(Aさん)

つボイ「夫婦は、普段あまり気づかないですけど、助け合って生きていくという一つの運命共同体ですから、よくも悪くも病気になったときにつれあいの存在を感じたということですかね」

結婚記念日も病気も(ない方がいいですが)、見つめ直すよい機会になっているようですね。
 

入学の受験はじまる

Bさんは受験生のお子さんがいます。

「27日から10月7日まで大学共通テストの出願受付が始まります」

元受験生の母である小高は「コロナ禍で受験しなきゃいけないのはホントに大変なことですよ」と、感想を漏らします。

「まだコロナ禍で変則な授業が続く中、来春、入学の受験に向けて第一関門スタートです。体調に気を付けてくださーい」(Bさん)

つボイ「体調に気を付けて…は全国の受験生に向けての言葉だと思いますね」
 

帰省

大学生になっても、こどもはこどもです。

「県外の大学に行っている一人娘が、夏休みにコロナワクチン接種のために帰省しました」(Cさん)

つボイ「この人は住民票は移してないわけや、住民票のあるところにコロナワクチン接種のクーポンが届くわけですから」

「去年はおよそ一年間帰省を自粛し、盆も正月もひとりで過ごしました。
久しぶりに帰ってきた娘と一か月半、犬の散歩をしたり、ご飯を作ったり、テレビを見たり、毎日一緒に楽しく過ごしました。

コロナでどこにもでかけられませんでしたが、大学生になってから一番長い帰省で、娘と一緒の時間がとてもうれしかったです」(Cさん)

Cさんの喜びが伝わってくるようです。

小高「たとえ帰省して帰ってきてもこの年頃の子は、やれ友達とご飯食べにいく、海にいくとちっとも家にいつかんで寂しいですけど、コロナのおかげで家にいてくれて、ちょっとお父さんお母さんは、そこの部分だけうれしい。

本来そうやっていく子が家にいないといけないのはかわいそうやなとも思うんですよ」
 

子離れ

娘さんが戻ってCさんの喜びは寂しさに変わります。

「その娘が昨日一人暮らしのマンションに戻っていきました。私は寂しくて寂しくて、胸にぽっかりあいた穴に秋風が吹き抜けています。
涙が出て仕方がありません。だめですね、いつまでも子離れできなくてね。

娘は『頑張って卒論仕上げて、お正月にはまた帰ってくるわ』と旅立っていきました。私たち家族も、娘を見習って元気に明るく過ごそうと思っています」(Cさん)

最後は自分に言い聞かせるようでしみじみします。ところが…。

小高「でもね、帰ったら部屋は散らからないよ。脱いだシャツはちゃんと洗濯機に持って行ってちょうだい」

つボイ「ペットボトルはなんで最後まで飲まないやつが10本も転がっとんや」

小高「マグカップもちゃんと台所で浸けこんどいてくれないと。何、このこびりついた茶渋」

つボイ「という娘さんとは全然違う娘さんや。あんたのところと一緒にしてほしくないわ」

小高「あらそう」

秋が来ても小高家にしみじみは来ないようです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年09月28日11時43分~抜粋

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