つボイノリオの聞けば聞くほど

大人とこどもの境目は尿意?大人だけが持つ尿意本位制とは?

息子、娘、時には孫のあれこれを紹介する『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)「バカ息子、バカ娘」のコーナー。
9月21日の放送では、他人から見ればかわいらしい勘違い系の投稿が紹介されました。

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夏休みの宿題

「8月の初旬、小学4年生の孫が夏休みの宿題を持って我が家に来ました。宿題で動くおもちゃとポスターを仕上げる目的のはずが、画用紙以外は家に忘れ、次の朝におもちゃの材料も絵具も買いに行く始末」(Aさん)

つボイ「ハードとソフトが揃わんと宿題はできへん。やる気というソフトがないもんだから、ハードも持って来てへん」

「結局は娘と旦那が作ったようなもので、ポスターは私のアイデアで仕上げました」(Aさん)
つボイ「一族総出や」
 

孫の宿題のはずが

Aさんのおたよりは続きます。

「しばらく会っていなかった孫の様子を娘に聞くと、こどもたちは宿題をやっておらず、どうやらジジババに見てもらう魂胆。案の定、上の孫が工作の宿題をしにやって来ました」(Aさん)

宿題は紙すき。じいじが牛乳パックを薄く剥いで紙の準備。さらに紙を掬うための木枠も制作。孫はただ紙をすくだけ。

「孫の宿題が、これまた、じいじの宿題となりました。最近はこどもはいいように大人を使い、楽をすることを覚えたようです。でも可愛いからいいです。じいじである旦那は終始嬉しそうでございました」(Aさん)

つボイ「孫は可愛がられとるのも知っとるのやわ。甘え上手や」
 

言い間違い

「今や立派な高3のバカ息子も、北京オリンピックの頃はまだまだ可愛い保育園児でした。夕方、その日の日本人選手の活躍をニュースで見ておりました」(Bさん)

その日はメダルラッシュで3人の選手が銅メダルを獲得した様子を伝えていたそうです。
するとBさんに息子から、「お父さん、おおメダルって大きいの?多いの?」と質問。何のことか分からないBさんでしたが…。

「よくよく確認してみると、銅(どう)メダルをおおメダルと勘違いしていたみたいです。丁寧な説明を試みましたが、幼い息子は納得してない感じでしたね。可愛い感じの話でございました」(Bさん)

つボイ「うちの子も牛乳を乳牛と言ってました。乳牛ちょうだい。そんなもん牧場行かなおれへん。
間違いを正す人もいますが、面白いもんやから私は一切注意せえへんかった。だからあんな子になったんやろか」
 

大人になるということ

「夕食後、家族でテレビを見ておりました。そしたら隣で、豆椅子に座りながらテレビを見ていた息子がガタガタと始めました」(Cさん)

机に寄りかかったり、豆椅子にちゃんと座らなかったりと落ち着きなくテレビを見ていたそうです。しばらくして、「おしっこー」と叫ぶ声。だいぶ前から我慢していたようで…。

「私は『早く行っといで』と間髪入れず叫んでおりました。すると息子は『行ってきまーす』と間の抜けた返事をしてトイレに行きました。我が子ながら、のんびりした息子に呆れてしまいました」(Cさん)

つボイ「おしっこを我慢しつつ、同時に今やってることを続けようとする性質が、どこの子にもありますね」

小高「おしっこ行きたいけど、今やりたいこと優先させるがゆえに、そわそわしてる」

つボイ「大人とこどもの境は尿意。『尿意本位制』と言って、尿意を優先しだすと、人はこどもの世界を脱却するんです」

小高「難しいこと言ってるけど、おしっこの話ですからね」

尿意本位制はもちろんつボイの造語。尿意本位制が身についてないこどもには、大人が様子を見て「おしっこ行っといで」と言ってあげて下さい。
 

法事の時に飲むお茶は?

「夏に祖母の法事があります。急須で熱いお茶より、冷たいペットボトルのお茶をグラスに出した方がいいだろうと、息子にコンビニでお茶を買ってくるように頼みました。ほうじ茶を買ってきました」(Dさん)

理由は、葬式の時の饅頭は葬式饅頭。法事の時はほうじ茶だと思ったからだそうです。

つボイ「バカやバカやと思っても考えとる」

小高「違うやろ。焙煎の焙じるやろ」

なぜか厳しい小高でした。
 

腕時計が片手で装着できない

「時間確認のために次女に腕時計を持たせたら、自力で装着出来ず、『お母さんやって』と腕を出してきました。

ママ友にこの話をしたら『スマホがあったら時計いらない』と言われました。確かにそうです。時代錯誤な私が無意味なことをさせているだけかな?」(Eさん)

つボイ「人はいろんな作業をする時に両手を使います。彫刻する時も、おにぎりを握る時も。でも腕時計をはめる時は片手でしかできない。片手だけでやる作業はそんなにないですよね」

小高「他にも片手でやることはいろいろあるでしょう?鼻くそほじるとか」

つボイ「両手でやったらツイン鼻くそや」

小高「あんまり見たことないでしょ?片手作業ですよ」

片手で腕時計が装着できない話に戻ります。
腕時計が片手で装着できない時は、人は片手プラス顎を使うと主張するつボイ。

つボイ「つける腕に時計を乗せて、顎でグッと抑える。もう一方の手でベルトを締める」

小高「顎使う?」

つボイ「顎がちゃんと片手の役目をするんです。いっぺんやってみて」

みなさんも一度やってみて下さい。 
(尾関)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年09月21日10時03分~抜粋

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