つボイノリオの聞けば聞くほど

シモネタが多い長寿ラジオ番組、28年目で反省!?

1993年10月にスタートし、もうすぐ放送開始28年を迎えるCBCラジオの長寿番組『つボイノリオの聞けば聞くほど』。
パーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが、「みなさまからのおたよりが何よりも宝物」と普段から語っている通り、おたよりで成り立っている番組です。

最近のニュースに対する意見を紹介する一方で、シモネタなどのくだらない内容に2人がウケ過ぎではないかという批判も。

そこで9月20日は「つボイ・小高のユルすぎ発言 怒りの大反省会2」と題した企画を放送しました。

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トイレにまつわるおたよりで

タイトルに「2」と付いているように反省会第2弾となりますが、第1弾が放送されたのは2013年5月。

8年以上経って忘れた頃に行う企画というのが、すでにゆるいのかもしれませんが、過去の2人のリアクションを検証し、反省した上で今後の番組づくりに生かしていこうという建設的な企画です。

ここではまず、2014年の放送で紹介された、会社の飲み会で大変だったという方からの投稿を取り上げた回を聴き直します。

「その日私は朝からお腹の調子が悪く、何度もトイレに行っていました。
薬を飲んでなんとか調子を整え、夕方からの忘年会に参加しました。

ビールで乾杯し宴会も盛り上がりましたが、酒も進むにつれお腹の調子が悪くなり、途中でトイレに入りました。
腹痛と下痢で私はなかなか個室から出られず、苦しんでいました」(Aさん)
 

気になる隣の動き

おたよりの続きです。

「しばらくすると、隣の個室に猛烈な勢いで誰かが入ってきて、便座のフタが開く音がし、嘔吐が始まりました。

かなり飲まされたんでしょう、『ウェー』という声ではなく、『オロオロオロオロ』という声を出しながら、まるで胃袋が裏返って口から出てくるのではないかというぐらい、苦しそうに吐いていました。

その音を聞きながら、そろそろ出ようと思ってウォッシュレットのスイッチを押したところ、お湯が熱かったため、私は思わず『熱ーっ!』と声を出してしまいました。

私の声に驚いたのか、『オロオロ……』と吐いていた音が一瞬、止まりました。

明らかに横の個室で様子を伺っているような気配で、数秒の沈黙が続いた後、また『オロオロオロオロ』と始まりました。

私の方は熱いお湯で肛門が刺激されたのか、また出始めました」
 

ミュージシャンならではのまとめ方

大量に吐くほど余裕がない状態でも、やはり隣からの大声は気になったのでしょうか。

つボイ「壁1枚隔てて、上と下との大騒ぎや。オロオロブリブリ、ブリブリオロオロ、ブリオロブリオロブリオロブリオロ、ブリオー♪」

小高「なんでヨーデルになるんですか(笑)」

つボイ「『よう出る』からや」

小高「(大爆笑)」

きれいではない題材できれいにまとめたつボイに感心してしまいますが、当時の音声を聞き終わった小高は一言、「どうする、もう。反省してる?」。

つボイは「悪いなと思って今、聞いてましたけど」と言いつつ、「汚い話だけど、笑っちゃうんですよ」とコメント。
さすが、かつて何曲も放送禁止にされたミュージシャンならではの貫禄あるまとめ方でした。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年09月20日10時08分~抜粋

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