つボイノリオの聞けば聞くほど

女の憧れ、男の忍耐。「お姫様抱っこ」にまつわるよもやま話

結婚式で見かける「お姫様抱っこ」。
女性にとっては憧れとされる一方で、男性にとっては忍耐でしかないという声も。

この男性から女性へのわかりやすい愛情表現について、9月8日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』で投稿が紹介されました。
つボイノリオが山内彩加アナウンサーとこの投稿について語ります。

[この番組の画像一覧を見る]

お姫様抱っこはパワハラ?

「私の会社で時々労働災害速報が回ってきます。先日、重量物運搬への注意喚起を添えて、メールが送信されてきました。
報告書を見ると、胸椎圧迫骨折と書いてありました。私の会社では、重量物を20㎏と定めており、20㎏以上の物を持つ際は、必ず複数人数で作業をすることが決まっています。

結婚式でカップルが見せつける場面で、男性が女性をお姫様抱っこすることを求める風潮ってなくなりませんかね!」(Aさん)

なるほど、結婚式で女性という“重量物”を抱っこしなければならないことへの抗議だったようです。

「いまだにやってるんですか、こういう風習。雰囲気とか共通意識の圧力で男に無理強いするのは、もはやパワハラと言ってもいいと思いますよ」(Aさん)

かなりお怒りのご様子。
 

山内アナ「元カレにしてもらった」

「人を人が持ち上げなければならないという、変な常識はなんとかしてほしいと思います」(Aさん)

このAさんの締めに「『天は人の上に人を造らず、人は人を持ち上げない』ということですよ」と、福沢諭吉の言葉を絡めるつボイ。

山内「私は憧れありますけどね、お姫様抱っこ」

元カレに1回だけしてもらったことがあるという山内でしたが、彼は「腰が壊れる」と悶えていたようです。

山内「もうそれから1回も、誰にもやってもらってないです。申し訳なくて(笑)」
 

結婚式が忍耐の始まり

この話題に、リアクションが寄せられました。

「私は結婚式ではお姫様抱っこはやりませんでした。が、『ある愛の詩』のワンシーンを真似して、新婚生活を送るアパートに初めて入るのに、階段で4階上がり、さらに一番奥の4Eという部屋まで、推定60㎏の嫁をお姫様抱っこして上がりました。まだ26歳、若くて体力もありましたから」(Bさん)

山内「すごい!」
つボイ「今ではとてもできへんぞ、と。60㎏では済まん人になってますから、奥さんも」

「ほぼ36年前。結婚式でお姫様抱っこのまま、らせん階段を降りた私たち。『あれが忍耐の始まりだ』と旦那によく言われますけれども。その一言で10倍、20倍、それ以上の攻撃を受ける旦那でございます」(Cさん)

つボイ「いらんこと言ったら、どうなるのかわかってるのか、という」
山内「ここからが始まりだったんだ」
 

デイサービスでテンションアップ

「いとこは消防士と結婚して、披露宴ではお姫様抱っこで登場しました」(Dさん)

つボイ「司会者も『さすが消防士の新郎でございます』とか言うんでしょうね」

「姑は車いすで歩けなかったこともあり、デイサービスの帰りに若いスタッフの男性に車から降ろされる時、お姫様抱っこされてめっちゃくちゃ喜んでました」(Fさん)

「憧れなんですよねー女性の」と、うっとりする山内と、「ええですね、車いすの生活で嘆いてるばっかりじゃない。『こういうええこともある』と笑ったほうがいいんですよ」と語ったつボイでした。
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2021年09月08日10時05分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報