つボイノリオの聞けば聞くほど

東京2020オリンピックで心に残ったこと

8月13日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』のパーソナリティは塩見啓一アナウンサーと小高直子アナウンサーです。
話題は先々週終了した東京2020オリンピックについて。それぞれの心に残ることがあったようです。

塩見と小高がリスナーの投稿を読み上げます。

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ミライトワの未来とは?

東京2020オリンピックの公式マスコットキャラクター、ミライトワについておたよりが届いています。

「ミライトワ、閉会式も出演がなかったです。花束についていたミライトワが金、銀、銅と色が違っていてかわいかったけど、話題にもならずかわいそうでした。
なにしろ開会式、閉会式にも出番なし、かつてこのような公認キャラクターがあったでしょうか」(Aさん)

塩見「たいがいキャラクターというのはどっかで出てきますよ。なにかマズいことでもあったのでしょうか?」

小高「そんなことはないと思いますよ」

塩見「何か謹慎していたのでしょうか。心配しております。特に私はLINEのスタンプにあれを取ったので、使っていたりしたんですが…」

ミライトワがお気に入りだったようです。
 

メダル貯金

こんな風にオリンピックを楽しんだ方がいます。

「日本のメダル獲得数は、金が27個、銀14個、銅17個で過去多のメダル数となりました。
私は毎日オリンピック貯金をしていました。日本人選手が金を獲得したら100円、銀は50円、銅は10円を貯金箱に入れていました。合計で3,570円になりました。
これでサマージャンボ宝くじを買いに行こうと思っています」(Bさん)

塩見「さらに増えたらいいんですけどねー。どうする?これが何億になったら」

「空手男子形、喜友名さん金メダル取りましたね。沖縄出身ではじめての金メダル。これですべての都道府県から金メダリストが輩出されたことになるらしいです」(Cさん)

塩見「喜友名さんが沖縄に帰ってきて、3歳の息子が一生懸命、形をやっている、かわいいですね。金メダルが取れてよかったなと感じる一瞬です」
 

解説者ナイスパス

注目の競技のひとつに陸上男子400mリレーがありました。

「100m×4のリレー、日本侍のバトンミス、もう日本人なら茫然自失となるところを、『イギリスいいですね』と解説の人がレースに引き戻してくれました」(Dさん)

塩見「日本がいいスタートを切った、得意のバトンパスがうまくいったらいけるんじゃないか、と必死だった。が、そこで落とした。その時解説の方が『イギリスいいですね』と言ったところで、実況アナウンサーが気を取り直してやる。あれはナイスフォローです」

塩見はスポーツアナとしての長年の経験を踏まえ「アクシデントが起きたときこそ実況アナウンサーの腕が試されます」と締めました。
 

アクシデント実況

ところで、塩見自身は「アクシデントには強い」とか。その“貴重”な経験の数々を語ります。

塩見「最初に競馬中継した時なんか、馬が逃げましたからね。ゲートに入って、さぁ、これから実況しようと思った瞬間に、1頭の馬が下をくぐって逃げよった。それを実況してた。それが最初のレースです」

小高「そういうアクシデント実況というのを相当担当されてますね」

塩見「初めて野球中継した時には、中断してるなと思ったら猫がまぎれこんできて、猫を追いかけるのを実況していたわけです。
ボクシングも大きな声で言えないようなことがありました。あらゆる競技でやってました」

小高「その遭遇率は何ですか?」

塩見「わからない。だからびっくりですよ。8時間耐久レースをやったら、雨が降って、誰も走らないコースをずっと1時間半しゃべっていた。
女子サッカーの中継ではゴールを置く位置が間違っていて、いよいよ試合が始まるとしゃべりかけたら、ゴールの位置を直している。直すところを実況するという。なかなかないですよ」

「持っているアナウンサー」ということでしょうか?
 

賞がない

小高はつくづく「スポーツって何が起こるかわからないですね」。

塩見「ほとんどあり得ないことが起きてますから。バンテリンドーム、あそこで初めて雨漏りした時に実況したのも私です。

あの時は動揺して、前の人がドームなのに傘をさしていて、『用意がいいですね』と言ったら、解説の牛島さんが『外は雨降ってるんですからここまでくるのに傘持っているでしょう』と言われて、あれはぐうの音も出ませんでした」

いくら持っているアナウンサーとはいえ、「これではアナウンサーの賞はもらえません」と嘆く塩見でした。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年08月13日10時02分~抜粋

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