7月22日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、パーソナリティーの小高直子アナウンサーの半生を特集。
その中で、人生で初めて買ったレコードがピンクレディーの「UFO」であることを語りましたが、その話を受けて、翌23日の放送では「UFO」の曲に関する話や、レコードやカセットテープなど、懐かしの音楽の話に花を咲かせました。
ピンクレディー「UFO」の歌い出し…よく聞くと過激な内容!?
手を合わせて見つめると…
「UFO」は1977年(昭和52年)に販売された曲で、200万枚近くを売り上げた大ヒット曲。
広い世代にヒットし、当時なら年齢を問わず誰でも振り付けを覚えていた曲ですが、歌詞をよく読むと、大人向けの内容です。
「昔、町内会のバス旅行で、小1の女の子がカラオケで歌った時に、バスガイドさんが『この歳で地球の男に飽きたなんて、末恐ろしい世の中ですね』と笑っていました。
そのツッコミが面白くて、振り付けよりも先にそのエピソードを思い出しました」(Aさん)
ここでつボイが、「UFO」に関するウンチクを1つ披露。
つボイ「『手を合わせて見つめるだけで』という冒頭の部分は、有名な映画『バーバレラ』(監督ロジェ・ヴァディム)の1シーンです。
ジェーン・フォンダが主演しておりまして、未来の男女のエッチは、機械を通して手を合わせると、ものすごい興奮してくるんです。
そこの部分をオマージュしたのが、あの部分です」
小高「えっ、そうなの!?」
つボイ「マルセル・マルソーも出てましたし、この中の悪党の名前が『デュラン・デュラン』で、後にそこから触発されて、デュラン・デュランというバンドも出てきたという」
もちろん歌い出しの後、直接的に表現されてはいませんが、お酒とベッドが出てくるので、今だとこどもに歌わないように注意するかもしれませんね。
広い世代にヒットし、当時なら年齢を問わず誰でも振り付けを覚えていた曲ですが、歌詞をよく読むと、大人向けの内容です。
「昔、町内会のバス旅行で、小1の女の子がカラオケで歌った時に、バスガイドさんが『この歳で地球の男に飽きたなんて、末恐ろしい世の中ですね』と笑っていました。
そのツッコミが面白くて、振り付けよりも先にそのエピソードを思い出しました」(Aさん)
ここでつボイが、「UFO」に関するウンチクを1つ披露。
つボイ「『手を合わせて見つめるだけで』という冒頭の部分は、有名な映画『バーバレラ』(監督ロジェ・ヴァディム)の1シーンです。
ジェーン・フォンダが主演しておりまして、未来の男女のエッチは、機械を通して手を合わせると、ものすごい興奮してくるんです。
そこの部分をオマージュしたのが、あの部分です」
小高「えっ、そうなの!?」
つボイ「マルセル・マルソーも出てましたし、この中の悪党の名前が『デュラン・デュラン』で、後にそこから触発されて、デュラン・デュランというバンドも出てきたという」
もちろん歌い出しの後、直接的に表現されてはいませんが、お酒とベッドが出てくるので、今だとこどもに歌わないように注意するかもしれませんね。
回転数のミスに爆笑
レコードというと、CDやダウンロードではあり得ない「あるある」がありました。
「小学生の時、1970年(昭和45年)前後、放送部で給食の時に音楽をかけておりました。
よく回転数を間違えて、あわててかけ直しました」(Bさん)
40代以下の人は、何のことかよくわからないかもしれません。
レコードプレイヤーでレコードを回して音が流れるのですが、1分間あたりの回転数はレコードによって異なっていて、設定を間違えると曲が早く流れすぎたり、逆に遅く流れすぎたりします。
つボイ「放送局でもようありましたもん。
それでは1曲聞いていただきましょう。
♪ウァ~オ~
『失礼しました。準備ができましたか?それではどうぞ!』
最近はそんな放送事故はなくなりましたね。メディアが違ってきましたからね」
「小学生の時、1970年(昭和45年)前後、放送部で給食の時に音楽をかけておりました。
よく回転数を間違えて、あわててかけ直しました」(Bさん)
40代以下の人は、何のことかよくわからないかもしれません。
レコードプレイヤーでレコードを回して音が流れるのですが、1分間あたりの回転数はレコードによって異なっていて、設定を間違えると曲が早く流れすぎたり、逆に遅く流れすぎたりします。
つボイ「放送局でもようありましたもん。
それでは1曲聞いていただきましょう。
♪ウァ~オ~
『失礼しました。準備ができましたか?それではどうぞ!』
最近はそんな放送事故はなくなりましたね。メディアが違ってきましたからね」
カセットテープよりも前のテープ
レコードは今も家にあるという方もいらっしゃると思いますが、オープンリールのテープを今も持っているという方は、なかなかいないのではないでしょうか。
「中学ではブラスバンド部に入り、先生が録音していましたが、それが縦型のオープンリール、2トラ、38のすごい奴でした。
(家にあった機械と比べて)早くくるくる回るので、テープがもったいないなと思ったもんです」(Cさん)
ここで出てきた「2トラ」、「38」という言葉で、もうついていけなくなりましたが、どんな意味なのでしょうか。
つボイ「2トラ(ック)というのは、例えばテープをずーっとかけて、終わったらひっくり返して、今度はもう1ぺんかけられるという。
フルトラックというのは、行きだけしか使えません。
後に4トラックといって、ステレオだとそうなんです。
片道で右と左(別々の音が聞こえる)、帰りで右と左でステレオになってくるということです」
「中学ではブラスバンド部に入り、先生が録音していましたが、それが縦型のオープンリール、2トラ、38のすごい奴でした。
(家にあった機械と比べて)早くくるくる回るので、テープがもったいないなと思ったもんです」(Cさん)
ここで出てきた「2トラ」、「38」という言葉で、もうついていけなくなりましたが、どんな意味なのでしょうか。
つボイ「2トラ(ック)というのは、例えばテープをずーっとかけて、終わったらひっくり返して、今度はもう1ぺんかけられるという。
フルトラックというのは、行きだけしか使えません。
後に4トラックといって、ステレオだとそうなんです。
片道で右と左(別々の音が聞こえる)、帰りで右と左でステレオになってくるということです」
サンパチって何?
そして、38の数字にも意味があります。
つボイ「38は何かというとテープの速度、1秒間に38cmテープを送るということ。
これはプロ並みですよ、放送局でも19cmやったです」
1秒間に読み取るテープが長ければ長いほど、音質が良いということになります。
つボイ「テープはアナログですから、『サーッ』というヒス音(雑音)というのがあるんですよ。
38やとヒス音がないので、より原音に近い音になるんです。
私たちの家庭では19ぐらいがせいいっぱい。
19の下に9.5、4.75、だいたい4種類があって、カセットテープの速度は4.75(正確には毎秒4.7625cm)で、『こんなもん使えるかな』と思ってたことがあります」
昔は雑音が必ず混じっていましたが、今やデジタルで雑音は全く入らなくなった時代となり、昔のレコード時代を知っている方からすると、隔世の感があることでしょう。
(岡本)
つボイ「38は何かというとテープの速度、1秒間に38cmテープを送るということ。
これはプロ並みですよ、放送局でも19cmやったです」
1秒間に読み取るテープが長ければ長いほど、音質が良いということになります。
つボイ「テープはアナログですから、『サーッ』というヒス音(雑音)というのがあるんですよ。
38やとヒス音がないので、より原音に近い音になるんです。
私たちの家庭では19ぐらいがせいいっぱい。
19の下に9.5、4.75、だいたい4種類があって、カセットテープの速度は4.75(正確には毎秒4.7625cm)で、『こんなもん使えるかな』と思ってたことがあります」
昔は雑音が必ず混じっていましたが、今やデジタルで雑音は全く入らなくなった時代となり、昔のレコード時代を知っている方からすると、隔世の感があることでしょう。
(岡本)
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