つボイノリオの聞けば聞くほど

今年こそは最後に慌てない!簡単にできる夏休みの自由研究

もうすぐ夏休みですが、夏休みの宿題で手間がかかるのが、工作や習字、自由研究など。

8月の最後の方になって、親が慌てて手伝うなんてことがないように、今年こそはさっさと終わらせて、親が苦労しなくても済むように、早めに手を打っておきましょう。

7月15日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、簡単にできる夏休みの自由研究について、小高直子アナウンサーが紹介しました。

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身近な料理が自由研究に

まず、身近なことでできる自由研究として紹介するのが、料理。

毎日何気なく料理をしていますが、調理することは化学変化の連続でもあります。

そこで1つの食材について、さまざまな条件で作ってみて、その違いを研究するのはいかがでしょうか。

例えばクッキーを砂糖あり、なしの2種類で作り、堅さや味を確認する。

できあがった物はそのまま食べられますので、一石二鳥です。

また、透明なお菓子でぷるぷるする物、ゼラチンや寒天、アガー、凝固剤などで同じ物を固めて、色や食感を確かめてみたり、スクランブルエッグに牛乳を加えたものと加えないもので、食感や色などの違いを確かめたりする。

他にも、ドレッシングにいろんなものを加えてみて、これとこれは混ざりにくい、色が大きく変わった、クリームのような見た目に変わったなど。

これらを試してみて、違いをまとめることによって、立派な自由研究になります。
 

冷凍庫を使わずにアイスを作ろう

さらに高学年で、もっと高度な研究をする必要があるという場合は、「冷凍庫を使わずにアイスクリーム作りに挑戦」というのは、いかがでしょうか。

用意するものは、まず食塩が250gと結構多い量。

まずは卵黄、牛乳、砂糖を混ぜて、ステンレス容器に入れます。

そして、大きいボールに氷水と食塩を入れて混ぜ、その中にステンレス容器を入れて、その中身をかき混ぜていくと、固まっていき、アイスクリームができていきます。

冷凍庫の中に入れているわけでもなく、冷気を外から当てているわけでもないのに、なぜ固まっていくのでしょうか。

これは、氷水に食塩を入れると温度が0度以下に下がっていく現象を利用していて、これも自由研究の材料になりますね。
 

毎日捨てている物も役に立つ

台所にある物で簡単に集められるのが、野菜の切れ端や果物の種。

これを使って作物を育てて毎日観察すると、立派な自由研究になります。

ダイコンやニンジンの頭の部分を水を張ったバットにつけて、茎が伸びる様子を観察したり、食べた後に残した種を水でよく洗った後、土に埋めてみたり。

どれが育って、どれが育たなかったのか、またその原因は何かという調査結果を後でまとめると、自由研究になります。

もし育たなかったり腐ってしまったとしても、それも自由研究の材料の1つとなります。

この他にも、料理や毎日観察するのが苦手というお子さんには、牛乳パックを使ったピンホールカメラや、紙で作ったスピーカーなども紹介。

自分で作ったり動いたりするのが面倒というお子さんは、寝っ転がってみて、聞こえてくる鳥の鳴き声を元に、何の鳥かを調べてみるという方法もあります。

インターネットや最新の図鑑では、実際の鳴き声を聞くことができますので、比較してみてどの鳥かを調べるというのも手です。
(岡本)
 
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2021年07月15日11時10分~抜粋

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