つボイノリオの聞けば聞くほど

色付きそうめんを巡る姉妹バトル!なぜあんなに争った?

季節のイベントごとがあると、勝手にサスペンスもののアイデアを出してくるという『つボイノリオの聞けば聞くほど』。

節分の時は恵方巻きを使ったトリックを考えたりしていましたが、7月9日の放送では、七夕の時に話題となった、そうめんが原因で起こる「架空の」事件を取りあげました。

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姉妹ゲンカの原因はそうめん!

そうめんの中で、たまに入っているピンク色の麺。

イチゴ味になっているとか、特別なものではないのですが、なぜかこどもの間では大人気。

この色付きそうめんを巡って、全国のあちこちの家庭で姉妹ゲンカがぼっ発、場合によっては「小暑七夕殺人事件」が起きるのではないかと勝手に話を作っていました。

すると、こどもの頃、実際に悔しい思いをしたというおたよりが届きました。

「私は姉妹で妹ですが、食い意地では3歳の差も何のその、瞬発力と意地でゲットしていました。

悔し涙を流す姉を横目に、ガツガツ食べちゃう私」(Aさん)

アイスの当たり棒のようなメリットはないのに、なぜか当選者を横目で眺め、ハズレくじを引いたような気分にさせられたものです。
 

そうめんとひやむぎの明確な違い

意外と意識せずに使っている「そうめん」と「ひやむぎ」の違い。

箱に「そうめん」と書いていたらそうめんぐらいの感覚しかありませんでしたが、ここで小高が「太さの違いでしたかね?」と即答したところ、見事に正解。

そうめんは麺の太さが直径1.3mm未満で、ひやむぎは1.3mm以上1.7mm未満と定義されています。

ちなみに1.7mm以上になると、これはうどんになるそうです。

つボイもあらためて、そうめんとひやむぎの成り立ちを調べてみたところ、それぞれで歴史が異なるそうです。

先に生まれたのはそうめんで、奈良時代にまでさかのぼり、ひやむぎは室町時代に生まれたとされています。

作り方自体はあまり変わらず、先に細いのが生まれて、後で太くなったということでしょうか。
 

色付きの麺はなぜ必要?

先ほど話題になった色付きの麺ですが、もともとはひやむぎにしかありませんでした。

なぜなら、そうめんと区別を付けるため、わざと色付きの麺を作っていたためです。

ところが、こどもの間では色付きの麺に人気が高まっていたため、「それなら、そうめんにも色を付けよう」と思い、そうめんにも色付きの麺が入るようになったそうです。

本来の目的からずれていっていますが、今は機械で自動的に作るうえ、商品管理も徹底されていますので、ひやむぎとそうめんの両方に色付き麺があっても、取り違えるということはないそうです。

さらに、こどもたちの間で争いがなくなるよう、例えば、製麺メーカーのイトメンからは、ピンク・緑・黄色と、すべて色の付いたそうめん『白いそうめんとゆでちゃお!!』という商品が販売されています。

小高はここで「メーカーさんの苦労に水をさすわけじゃないですけど」と前置きしつつ、「ドーンと束で出されたら、白い方がおいしいねって。中にチョロチョロと入ってるのが(良い)。(インスタ)映えのために作るそうめんには、カラフルなのがいいね」と語りました。

つボイは最後に、「地球から争いごとはなくならんなあ…」と嘆いていました。
(岡本)

 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年07月09日10時13分~抜粋

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