つボイノリオの聞けば聞くほど

夢の中で、俳句の先生が作った見事な一句とは?

リスナーから寄せられた「夢の話」をつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介する『つボイノリオの聞けば聞くほど』の夢のコーナー。
7月7日放送では、七夕よりも現実的な夢が多く紹介されました。

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クイーンのライブが始まる

「昨晩はコロナが蔓延する前に行ったクイーンのライブを思い出し、また来日してくれるようにとクイーンの曲を聴きながら就寝しました。すると、今まさにライブが始まろうとするところで夢が始まるんです」(Aさん)

つボイ「ちょっと叶ったんや」
小高「しかもライブが始まるとたん目覚めたじゃなくて、これから始まるとこ」
つボイ「効率ええよ」

ライブ会場は満員。Aさんの席はアリーナ席の前から2列目。会場の照明が落とされ、イントロが流れると、一斉に手拍子が。ステージにスポットライトが照らされ、メンバーが現れ歌が始まったそうです。

「キャーと歓声があがる中、私の真ん中にはドラムセットが見えますが、前の人の頭でドラムのロジャーの顔が見えません。少し横にずれて顔を見ると、ロジャーに少しだけ似ている日本のおじさんでした」(Aさん)

つボイ「ちょっと誰が出てきてんのや?オイ、誰や?やわ」
 

目覚めの喪失感

「手拍子がしなくなり、ざわざわし始める会場。それはクイーンのコピーバンドでした。慌ててパンフレットを見るも、そんなことは書かれていません」(Aさん)

2曲目が終わり、そのコピーバンドのメンバーが「続いては…」と言いながら、ステージからはけていったそうです。
いよいよ本物のクイーンが、と思ってワーッと盛り上がる会場。しかし、またコピーバンドが登場したそうです。

「そこで目が覚めました。なんだか喪失感しかありませんでした。夢でもクイーンのライブが見られたと思ったらコピーバンドだったなんて。私の脳内は私に何をしたかったのか?でもコピーバンドの歌は上手だった」(Aさん)

つボイ「昔の外タレは開始時間30~40分は平気で遅れましたよ」

客席はステージに人影が現れる度にワーッとなったそうです。
でも、それはドラムやアンプの位置を調整しに来たスタッフ。

つボイ「無駄に声援を送ってしまったことがようありました」

小高「見たくても、なかなか見られない、悔しい状況が夢に出ちゃったかもね」
 

小さなことからこつこつと

「姑が布団の打ち直しを頼んでいたらしく、出来上がった布団と請求書を、西川きよし・ヘレン夫妻が持ってきました」(Bさん)』

小高「布団の西川繋がりか?」

「金額を確認せずに『払います』と返事をして家の中にいた。せいぜい1~2万じゃないかと思って確認すると、なんと15万数千円。もしや金額の見間違いかなと思って、再び確認すると、一桁増えてて150万に」(Bさん)

つボイ「どんな打ち直しや。新品の高級な羽毛布団でも150万はないよ」

「そんな大金置いてないしと思いながら窓から外を覗くと、きよし師匠とヘレンは笑顔で待ってます。どうしよう、とイヤな汗が出まくって目が覚めました」(Bさん)

つボイ「あの師匠夫妻がこんな仕事もされてたのか」

小高「してないわ!」
 

俳句の先生の見事な句

「僕はホテルのロビーと思わしき、その場所でコーヒーを飲んでいるようです」(Cさん)


つボイ「ホテルのコーヒーは普通の喫茶店より高いですからね。ちょっと優雅な話や」
小高「空間も含めてね」

少し離れたテーブルでは男性二人が少々騒がしくしていたそうです。30歳ほどの男性が、40歳ほどの男性に、「先生、もう時間がないんです。早く作って下さい」と言っていたそうです。

「それは編集者で、先生と呼ばれた男性が俳句を捻り出しているところなんです。『おでん あつあつ こんにゃくにがんも』と言う俳句」

つボイ「こんな俳句あるんか?」

思わずつボイも口走っていました。

「その句はまだ終わっていませんでした。『おでん あつあつ こんにゃくにがんも はんぺん 巾着』続くんです。はんぺん、巾着と畳みかけていくんだと、僕は感心して聞いていました」(Cさん)

つボイ「感心するな」
 

夢を見ているのは自分

さらに続くCさんの夢。

「先生、五七五でお願いします」と編集者が叫ぶと、「五七五なんて知るか。俺が作るものは俳句だ」と一喝して、先生は次の句を詠んだそうです。

「『白百合 百合野の 白園 (しらゆり ゆりのの しらえん)』。凄い、僕にはとてもできない、とまた感心しました」(Cさん)

つボイ「この人、夢ん中でずーっと感心しとんのや」

Cさんは感心したところで起きたそうです。

「夢の中では、俺だったら絶対作れない句だなあと思ったけど、この夢を見てるのは俺。ということは、俺の脳みそが作った俳句。よしメモしとこう、と送ったのがこのおたよりです」(Cさん)

つボイ「不思議な夢やなあ」

小高「でも、大したことなかったなあ」

つボイ「しらゆり ゆりのの しらえん」

文字を数えるつボイ。

つボイ「これ、字足らず?ようわからんわ」

夢の中の俳句は、天下のつボイノリオにも理解できなかったようです。 
(尾関)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年07月07日10時02分~抜粋

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