つボイノリオの聞けば聞くほど

起用されると番組終了、レコード会社倒産…ありがたくない称号を持つDJ

1993年(平成5年)にスタートした『つボイノリオの聞けば聞くほど』は、放送25年を超える長寿番組。

しかし、パーソナリティのつボイノリオが関わると、番組などがすぐ終わるというありがたくないジンクスが、かつてはありました。

7月1日の放送では、そのジンクスを裏付けるかのようなおたよりが、リスナーから届きました。

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レコード会社が倒産

つボイは自ら、番組がよく終わるという話をしていたのですが、それ以外も終わらせているというおたよりが。

「数々のレコードレーベルも幕引きしてませんか?」(Aさん)

例えば、エレックレコードもその1つ。

1969年(昭和44年)設立のレーベルで、吉田拓郎さんや泉谷しげるさんなどによって、フォークブームにより急成長を遂げました。

しかし、1976年(昭和51年)につボイが最初のアルバムをリリースした後、すぐに倒産。

その後に入ったのが、ユピテルレコード。

ユピテルはドライブレコーダーなどが有名な会社で現在もありますが、一時は音楽レーベルも所有していました。

しかし、こちらも1984年には撤退。

つボイ「この前掃除してましたら、弁護士さんからの倒産処理に関する書類が見つかって、『こんなこともあったな』と思いましたね」
 

15年以上続いた番組が2年で終了

そして、関わった番組が終わるという話ですが、こちらも実例があるようです。

「『ばつぐんジョッキー』(CBCラジオ)もそうやった」(Bさん)

1968年(昭和43年)から放送されたお昼の人気番組で、上岡龍太郎さんや板東英二さんなど、日替わりでパーソナリティが出演し、20年近くに渡って続きました。

しかし、16年目につボイが起用されてからわずか2年半後、番組は終了することに。

ただ、リスナーからはフォローのおたよりも。

「つボイさんが幕を引いた番組のパワーが、『聞けば』の長寿番組のパワーとなっているのではないでしょうかね」(Cさん)

つボイは「良いこと言いますねえ…」としみじみ。

つボイ「今までの終わった番組の怨念が。『ばつぐんジョッキー』やら『ハイヤングKYOTO』(KBS京都)やらの怨念がここに」

『聞けば』もそうですが、つボイ自体の芸能生活はかなり長続きしていますので、意外とジンクスではないのかもしれません。
 

本人が関わると短命でも…

つボイ「が」関わると、番組にとっては良くないことが起こるという話ですが、つボイ「に」関わると、逆の作用が働くそうです。

「つボイさんが関わると幕引きがという話がありましたが、逆もありますね。踏み台になるという」(Dさん)

小高アナ「リスナーさんで、大出世いっぱいいますもんね」

つボイ「いるいる。この間も『おちょやん』(NHK総合)ずっと観てたら、(桂)吉弥くんがナレーションというか、黒衣役でしゃべってました。あの人もリスナーでしたから。

私と関わるとどんどん出世するので、ぜひまた関わっていただきたい。

特に女性の方も、深く付き合えば付き合うほど出世したり、幸せになれます」

最後は違った方向へ話が脱線していきましたが、この番組を「聞けば聞くほど幸せになれる!」かもしれません。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年07月01日11時34分~抜粋

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