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つボイノリオの聞けば聞くほど

現地に合わせた味!?「あずきバー」が東南アジア進出!

2021年06月28日(月)

グルメ

今月17日、あんまんなどで有名な井村屋グループは、主力製品「あずきバー」シリーズについて、マレーシアで9月から現地生産し、販売すると発表しました。

井村屋グループは三重県に本社を構える企業ということで、東海エリアで放送されている『つボイノリオの聞けば聞くほど』でも、同じ地元のニュースということで、6月25日の放送で取りあげました。

マレーシア版は少し違う

あずきバーが誕生したのは、1973年(昭和48年)のこと。

それから50年近く経ちますが、あずきバーを海外で生産するのは初めてのことだそうで、商品名もズバリ「AZUKI BAR」。

井村屋グループは、2019年にマレーシアで現地法人を立ち上げ、市場進出に向けた準備を進めていましたが、人口の多くを占めるイスラム教徒があずきバーを食べられるよう、ハラール認証を取得した原材料を使用しています。

ハラール認証とは、イスラム教の戒律に沿って製造・調理された食品が受けられるもの。

有名なのは豚肉禁止、酒類禁止ですが、それ以外にも製造に関する環境や品質、プロセスなどが、イスラム教のルールに沿っていなければなりません。

その他にも現地の方の好みに合うように作られていて、甘さを控え、食感なども日本のものとは違うのだそうです。

まさに「あずきバー マレーシアバージョン」ですが、それを聞いたつボイは、「あずきバーファンの私としても、食べてみたい」とコメント。

また、あずきバー「シリーズ」とある通り、「RED BEAN(あずき)」以外にも、抹茶とミルク味の3種類を発売予定とのこと。

ASEAN(東南アジア諸国連合)の代表ともいえるマレーシアでまずは販売し、やがては各国であずき文化を広めたいという、井村屋グループの強い思いがあるようです。
 

日本の文化が広まる?

このニュースを聞いた、あずきバー好きの人からも番組宛てにおたよりが届いています。

「わが家の冷蔵庫にも、1年を通じてあずきバーがあります。
安くて硬くて溶けにくいことと、甘さがスッキリしていることが気に入っていて、この味が東南アジア諸国の人に浸透することを願っております」(Aさん)

今回のあずきバーの海外進出について、つボイは単に「日本のお菓子を生産する」ということ以上の意味があるといいます。

つボイ「食べものと文化って、結びつける意味がありますよ。
アメリカのハンバーガーで、『アメリカの文化はええなあ』とか、『アメリカの音楽を聴いてええなあ』とか。

『韓国料理おいしいなあ』と思って、韓国はどんな国やろうとか。

『中華料理は世界一らしいなあ』とか、それで中国を理解したりとか。

あずきバーも日本文化や、日本をちょっと理解してくれるアイテムになれば」

日本でここ数年だと、台湾カステラやチーズティーで台湾がより注目されるということがありました。

小高直子アナウンサーも、「ちょっと親近感が出たりすると、うれしいですよね」とコメント。

あずきバーをきっかけに、日本の食文化、そして日本の他の文化も知られるようになることを期待するふたりでした。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年06月25日10時50分~抜粋
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