つボイノリオの聞けば聞くほど

バナナは皮をむいてラップでくるむ?夏の食品保存方法あれこれ

スーパーなどで特売をしていると、ついまとめ買いしてしまいがち。
しかし結果的に使い切れず、傷ませて廃棄した経験があるのではないでしょうか?

特に、夏に向けて食品の保存方法はとても重要。怠ると食中毒などにもつながります。

6月23日に放送された『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーでは、梅雨から夏にかけて必要になる、傷みやすい食品を保存するコツについて紹介しました。

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葉物野菜の保存方法

葉物野菜の保存について、小高直子アナウンサーが解説します。

小高「レタスは芯の下の部分に、小麦粉を薄く塗ると水分の蒸発を防いでくれるそうです」

レタスは特に日持ちしづらい野菜。何も対策していない場合、丸ごと野菜室で保存すると3~5日しか持ちません。丸ごとの場合は、ポリ袋に入れてから保存するのが基本です。
乾燥を防ぎながら、水っぽくならないように保存するといいとか。

続いてはキャベツ。

小高「キャベツは、(丸ごと保存する場合は)芯を三角にくり抜いて(くり抜いた穴に)濡らしたペーパータオルを詰めておくと新鮮さを保つことができるそうです」

さらに新聞紙でくるみ、ポリ袋に入れて保存するとより効果的。
葉物野菜は特に乾燥と水っぽさに弱いため、適度に水分を残しつつ外気に触れないようにするのがいいようです。

つボイノリオも「そうなんですね」と納得した様子。

ちなみに、くり抜いた芯にも使い道があります。小高は刻んでカレーに投入しているそう。他にもレシピは探すとたくさん出てきます。
栄養価が高い部分なので捨てるのはもったいないですが、中には植えて育てる人もいるんだとか。
 

ジャガイモやニンジンは?

続いてジャガイモです。

小高「冬の間は室温で保存できていたジャガイモは、夏も同じように外に出していると緑色に変色して食べられなくなったり、しなびて芽が伸びてきたりして成長が早くなってしまいます」

この説明に、心当たりがあるようで「確かに…」と真剣に聞き入るつボイ。
夏は新聞紙にくるんで野菜室で保存したほうが長持ちするとのこと。新聞紙にくるむ理由は、そのまま保存すると乾燥してシワシワになってしまうからです。

ニンジンもジャガイモと同じく、夏は新聞紙にくるんで野菜室で保存するといいのですが、ひと手間加えるなら、更にポリ袋に入れて、ニンジンを立てた状態で保存するとより新鮮な状態で長く保管できます。

ニンジンは、他にも千切りやいちょう切りにカットしてジップロックに入れて冷凍保存してもいいかもしれせん。料理の時短に繋がりそうですね。
夏野菜は寒さが苦手なため、そのまま野菜室に入れず、新聞紙などにくるむのがポイントとのことでした。
 

寒さが苦手な果物

果物は冷蔵庫で保存するものが多く、バナナも冷蔵庫で保存したらいいの?と思うかもしれません。
しかし、冷蔵庫で保存して「バナナの皮が急に黒くなった!」という経験をした人もいるのではないでしょうか?

つボイ「暖かいところの果物ですから、寒さが苦手なのかもしれないですね」

バナナをすぐに食べない時は、一本ずつ皮をむいてラップにくるみ、冷蔵庫か冷凍庫に保存するといいとのことでした。

他にも、すぐに食べられない野菜は茹でたり、炒めたりしてから冷凍保存するのも無駄にしない方法のひとつ。

調理した料理も、夏は常温保存するとすぐに腐ってしまいます。適量を作るのはもちろん大切ですが、余ったら冷まして冷蔵庫・冷凍庫ですぐ保存することが大切です。

だからといって何も考えず冷蔵庫・冷凍庫に入れたらいいというものではありません。

「冷蔵庫は冷気が循環するように適度に間隔を開けて詰めすぎない」「逆に冷凍庫はぎっしり詰め込んで入れるのがいい」という豆知識も。

全部をすぐに実践するのは難しいですが、ひとつでも実践することで夏のうっかり食品ロスを減らすために、心がけてみてはいかがでしょうか。

「SDGs(エスディージーズ)」とは、「誰一人取り残さない」という考えに基づき、誰もが人間らしく生きる環境を作るため、国連で採択された17個の持続可能な開発目標のこと。

『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「SDGsのつボ」コーナーは、小高直子アナウンサーが一見難しそうなSDGsについて、わかりやすく説明しています。
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年06月23日11時35分~抜粋

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