つボイノリオの聞けば聞くほど

2008年はどんな年だった?ヨン様来日でオバサマが熱狂!

『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「セピアファイル」のコーナーでは、昔番組宛てに届いたおたよりを紹介するという、タイプカプセルのような企画。

6月17日の放送では、今から13年前となる2008年6月12日に届いたおたよりを、パーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しました。

[この番組の画像一覧を見る]

憧れの人が来日!

おたよりの冒頭、「今回の来日で」と書かれているのですが、誰が来日した時の内容かといいますと、ドラマ『冬のソナタ』で韓流ブームを巻き起こした「ヨン様」こと、ぺ・ヨンジュンさん。

最近も『愛の不時着』などのドラマが話題となりましたが、韓流ドラマ人気の元祖ともいえます。

「今回の来日で不思議な気持ちに気づきました。
私は1年に2回も3回も韓国に行って、その時の方が彼に近づいているはずなのに、来日しているときの方がドキドキするんです。

でも1つだけ寂しい気持ちになるのは、彼が(ファンのことを)『家族のみなさん』と言う時です。

私の韓国語の先生がずいぶん昔、私にこう言ったんです。

『ヨン様って、うまいこと言いますよね。
日本のおばさん達は気づいていないでしょうけど、家族というのは絶対に恋愛対象にならないということですもんね』

その言葉がいつまでも耳に残り、彼が『家族』と言うたびに寂しい気持ちになるのに、一方では夜7時までNHKの裏門で待ち続ける方々がうらやましく思え、複雑な今週でした」(Aさん)

「家族」というのは、「単なるファンという枠を超えて、大事な存在」という意味だと思っていましたが、私もまったく気づきませんでした。

今後、ファンのことを「家族」や「ファミリー」という言葉を使って呼ぶアイドルが出てくると、「そういう策略か」と見てしまいそうです。
 

1個2,500円の弁当!

おたよりの続きです。

「その中でもせめて、せめてと思い、やはり高いなと思いつつも、ゴシレ弁当2,500円を1個、娘と2人で食べようと予約してしまった私です。

1度でいいから、ヨンジュンに話しかけてみたいなと思います」(Aさん)

ここで出てきた「ゴシレ」という言葉、みなさんはご存知でしょうか。

「高矢禮」と書きますが、これはヨン様がプロデュースした韓国料理のレストランで、2006年東京の高輪、2008年には名古屋の栄にオープン。

つボイは両方の店とも行ったことがあるといい、かつて番組のツアーでヨン様の格好をして韓国へ旅行に行ったことがあるというつボイは「これだけ高矢禮に行ってるんだから、ヨン様の格好をする資格がある!」と語りました。

「韓国料理=焼肉」というイメージが強いですが、この高矢禮は焼肉だけではない高級レストランで、当時はかなり多くの人が詰め掛けました。

後に別のドラマ『チャングムの誓い』で韓国の宮廷料理を知ったという方も少なくないでしょう。

他にも池袋や錦糸町にもお店があったそうですが、その後次々と閉店し、2014年5月に最後の名古屋のお店も閉店しています。

13年の時代を感じるおたよりでした。
(岡本)
 
関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報