つボイノリオの聞けば聞くほど

こんなときに、なぜか「笑い」がこみあげて止まらない!

人間というものはおかしい時だけでなく、意外な時にも笑ってしまうことがあります。

5月21日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』には、そんなケースの投稿が寄せられました。
緊張した時、怒った時、痛い時、どうして笑うのか自分でもわからないようです。

つボイノリオと小高直子アナウンサーが「笑い」のおたよりを読み上げます。

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緊張笑い

まずはワクチン接種に行った人の話です。

「第一回のワクチン接種を終えて先ほど帰ってきました。打たれた瞬間は痛みはほとんど感じませんでした。でも、打たれる前、緊張して笑いが止まらなくなり、不気味に思われました」(Aさん)

緊張しすぎたら笑いがくるという人がいるようです。まわりの人には理解できないでしょうね。

「そういえば…」と、つボイが時代劇を思い出します。

「追い詰められた悪者が、『これでお前も観念しろ』と言われたら『ハハハ』と笑っとる人おるやん」

小高は、それは緊張からくる笑いとは「ちょっと違う」と、賛成しません。
本当はピンチだけど余裕があるように見せたい笑いではないでしょうか。

腹が立って笑う?

家庭内でも、ヘンな時に笑いがこみあげると困った事態になります。

「私は、この前、主人とケンカしたとき、あまりにも腹が立ちすぎて笑えてきてびっくりしました。怒りが頂点に達すると笑えるんだということに気づきました」(Bさん)

「私はウソをついていないのに、嫁さんから『ウソをついているやろ』と何度も言われると、なぜか笑いがこみあげてくるんです。
おかげで『やっぱりウソついてるやんか』とウソつきよばわりされます」(Cさん)

腹が立つと笑える人、ウソつきよばわりされると笑えてくる人。どちらも、自分でコントロールできないのが困りものです。
 

笑う月光仮面

追い詰められたら笑いだすという時代劇の笑いになつかしさを覚えたリスナー人は多いようです。
そこで、つボイが思い出したのが、月光仮面。

「日本のヒーローものの一番の原点は月光仮面です。サタンの爪という悪役がいて、『博士、お前の研究をここへ出せ』というと、『月の光を背に受けて…ふふふふ』『誰だ、その笑い声は』『私か?私は月光仮面』」と、ひとり芝居をするうち、何かに気づくつボイ。

「月光仮面も笑いながら出てきて、こどもの頃『何がおかしいんやろな、お父さん』と聞いたことがあるんですけどね」

「早く博士を助けてあげて」というつボイ少年の素朴な疑問だったようです。
正義の味方も笑い、追い詰められた悪人も笑う、ふと考えるとおかしなものです。
 

笑う黄金バット

このヒーローの笑いに対しリスナーも疑問を持ちます。

「昔のヒーローは笑って登場しますが、大笑いして名乗るまで悪人も絶対攻撃しないです」(Dさん)

小高「戦国時代の武将は名乗りを上げる時は黙って見ててあげるのがルールだったんでしょう」

つボイ「それが日本のルールや」

ドラマではそれがひとつの見せ場なのでしょうね。

他に数多くあったリアクションは「黄金バットは必ず笑って出てきますよ」というもの。

「しかも笑い方が16拍子くらいでかなり早い。ハハハハハハハ…テンポがある」(Eさん)

つボイ「これも時代ですかね」

ヒーローの笑い方も時代によって変わるようです。
 

痛すぎて笑う

最後はちょっと変わった体験のように思いますが、こういう方も意外といるようです。

「わたし痛すぎて笑ったことがあるんです。保育士をしていた時、後ろ向きで園児を誘導していたら、平均台に気付かずに転倒してお尻を強打して、動けなくなりました。

でも、笑いが止まらなくなり、しばらく転がったまま笑ってました。受診すると尾てい骨が骨折していました。痛すぎても笑うんですよ、人間は」(Fさん)

つボイは「笑うとみんなが心配してくれないけど、大変な時には笑うんです。それを知っておきましょう」と、念を押しました。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年05月21日09時28分~抜粋

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