つボイノリオの聞けば聞くほど

さすがイギリス?女王賞を貰うほどのセイコウ体験

「男と女」から様々なものが見えてきますが、海外の話題からはお国柄を感じることもあります。

5月18日放送分の『つボイノリオの聞けば聞くほど』「男と女のコーナー」は、世界の男女事情が見えてくる投稿が寄せられました。つボイノリオと小高直子がリスナーのおたよりを紹介します。

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妻には内緒の雑誌

「むかし出張先のスペインで、妻に内緒で雑誌を買いました。なくさないようにスーツケースの奥に入れて持って帰りました。雑誌にはたくさんの写真が載ってました」(Aさん)

つボイ「どんなやつやろ?闘牛の写真とか、パエリア写真とか、サグラダ・ファミリアの写真?」

小高「それは、こっそり隠さんでも良い類のものだ」

つボイ「奥さんもうるさい人はうるさいよ。こんな作りかけの建物の写真を、なんで金賭けて買ってくるのやって」

小高「作りかけの建物て」
 

スマホの翻訳機能

「たくさんの写真が載ってました。服を持ってない可哀想な若い男女が、寒いのか身体をさすりあっております」(Aさん)

小高「それ、たぶん可哀想じゃない」

その写真には、日本の雑誌では見たことのない場所も大きく写っていたそうです。
Aさんはスペイン語の勉強のため、スマホの翻訳機能も使ったそうで…。

「服を持ってない女性が、柔軟体操のような姿で写ってる写真の横の言葉を訳してみました。『彼女は大胆に子猫を陳列した』という日本語がスマホに出てきました。何のことかわかりませんでした」(Aさん)

つボイ「文化の壁でしょうかね。そこを乗り越えてこそ、国際的な感覚が養われるんじゃないでしょうか」

小高「ひとつアドバイスすると、俗語・流行語はあまり辞書に載っていませんので、翻訳機能で正しく訳されることはほぼないと思いますよ」
 

大人も遊ぶ

続いて紹介されたのは、ドイツ南部で森の中からとんでもない不審物が発見されたというBさんの投稿。

CNNによると、ドイツ南部ゾンネン近郊の森の中をジョギングしていた女性が、透明なビニール袋に入った不審物を見つけ、手投げ弾だと思って警察に通報したそうです。

爆弾処理班がビニール袋を調べた結果、その不審物はなんと手投げ弾の形をした大人のおもちゃだったことが判明しました。
地元警察も、手投げ弾型の大人のおもちゃだと確認したんだとか。

つボイ「こどもだけかと思ったら、大人もおもちゃで遊ぶんですね」
 

小高の体験談

Bさんのメッセージは続きます。

「日本だったら手榴弾なんて身近にないから、もし見つけても、こんなモンおもちゃだって思うでしょうけど、ただ、それが大人のおもちゃだというのはやっぱり驚きますよね」(Bさん)

つボイ「大人のおもちゃが、なんで森に置いてあるか?いうことで驚くよ」

小高「なんで手投げ弾型のデザインなの?」

つボイ「感情を爆発させるからですよ。1、2、3、ドカーンや」

小高「紛らわしい形のは止めたほうがいい。私も、昔、沖縄のお土産にピストル型のライター買って帰ったら、荷物検査の時に見つかって、だいぶ説明させられましたもん。没収されましたけど」

つボイ「『私も、大人のおもちゃ買った時に…』って話し出すかと思って、どこで止めようかと思ったら…」

小高「ライターでした。だから、ややこしい形のものはアカンなと思った」
 

アダルトグッズにエンブレム

続いての投稿の書き出しを紹介するつボイ。

「イギリスを拠点とするアダルトグッズメーカーの…」(Cさん)

つボイ「いきなり来てるやん。この後、横文字が書いてある。たいがい読めへんのですが一瞬にして読めました。
LOVE HONEY(ラブ・ハニー)。メーカー名としてはええ名前やろ?」

「LOVE HONEYが2021年4月29日、2021年度イギリス女王賞企業部門を受賞した、とイギリスの官報であるロンドンガゼットが発表しました」(Cさん)

これはイギリスで、ビジネスの成功に対する最高に栄誉ある賞。
この受賞でLOVE HONEY社は、なんと自社製品に女王賞のエンブレムを使用することが可能になったそうです。

つボイ「受賞の理由は何やろう?エリザベス女王さんが気に入ったのかと思うとそうじゃない」
 

成功すれば区別なし

Cさんのおたよりはまだ続きます。

「LOVE HONEYはヨーロッパ、北米、オーストラリアなどでも事業展開しておりまして、海外事業の売り上げは2015年の1200万ポンド(約18億2,185万円)から、2021年には5600万ポンド(約85億円)と急拡大したんです」(Cさん)

つボイ「外貨の獲得もあるであろうし、国内の経済では潤滑油にもなった」

小高「大成功したビジネスモデルとして表彰される賞」

つボイ「何をしたビジネスモデル?セイコウした?」

小高「サクセス」

つボイ「セッ…」

小高「怒るよ」

こんなやりとりの最後、つボイはこうまとめました。

「日本では、コロナの補助金を観光のホテルには出すのに、うちらのホテルは出さへんのか?濃厚接触止めろと言うのに、そういう業界にはアカン。イギリスでは、ビジネス成功すれば、こういった企業にも栄誉を与えていたということです」

様々な国の事情がわかる話でした。 
(尾関)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年05月18日10時04分~抜粋

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