つボイノリオの聞けば聞くほど

「嫁姑」問題の愚痴は尽きることなし。

『つボイノリオの聞けば聞くほど』「嫁姑のコーナー」のバックにかかる曲は、TBS系ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』のテーマ曲ですが、その脚本家である橋田壽賀子さんが先日亡くなられました。

ドラマは「渡鬼」の略称で親しまれ、長寿番組となりました。嫁姑など、現実の家庭内の問題をリアルに描いていて、それに共感する人が多かったのでしょう。

4月27日の放送でも、つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーの「嫁姑」の問題を紐解きます。

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「毒、吐くよ!」

以前、毒を吐かなくなった義母に対して「少々寂しい」と感じるというおたよりがありましたが、これに対して「え、毒を吐いていいの?」というAさんからのリアクションがありました。

Aさんは「義父母に口ごたえなんてできず耐えて、自分の息子が結婚後は、同居じゃなくてもお嫁さんには気を遣いお小言なんて、思ったことはあるけど(笑)、口に出して言ったことはありません」という方です。

「いいの?毒を吐いていいの?吐いたほうがいいの?吐くよ。しょっちゅう実家に帰る、コラー!息子が出勤するときにまだ寝てる、コラー!息子がマスクを自分で洗う、コラー!
掃除洗濯炊事当番制、コラー!おこづかいなし、いい加減いしなさい!すっきりしたー!!」(Aさん)

つボイ「当番制はいいと思うけど」

小高「ただ母親からすると、大事な息子にいろいろさせてるわね、と思っちゃうのかも。でも、それをぐっとこらえてるお姑さんがエライわ。心の中で吐くのはいいよ」

つボイ「今日は(話が)深いですよね」

小高「最終回に向かってるの?どういうこと?」
 

お金のこと

ここから先はBさんからのおたより3連発です。

「姑が私のパートのお金のことを聞いてきたので、貯金してるよと答えたら、姑が、『貯金はあかんわ、貯まっても使っちゃうでね。やっぱり、年金かけとかんとあかん、厚生年金と個人年金の終身』。
結婚してから仕事に出たこともないくせに、何事も理想論だけ言ってくる姑。

ちゃんと貯めとるわ。多いわけじゃないけど、チリツモ。姑みたいに見栄はってつきあいしたり、贅沢なものたくさん食べて残ったら捨てるとかしてないし。ほんとにもったないと思っています、あんたの生活みてると」(Bさん)

金銭感覚は個人で微妙に違うのでなかなかうまくいかないものですね。
 

リンゴジャム

Bさんのおたより、その2です。

「姑が『リンゴ買ったらまずかったわ。安売りやったでひと箱買っちまったでね』と私に言ってきました。

また、買ったんかい。まずいと言って食べきれてないリンゴが10個くらいあるんです。さらにまたひと箱。
仕方ないので、砂糖とレモンとシナモンでリンゴジャムを作ることにしました。
姑は『教えてくれたら私が作るで』、と言ったものの、昼になべ焼きうどんを食べてさっさと昼寝をし部屋に行ってしまいました。

姑はできあがりを味見して『これはアイスクリームと一緒に食べたらおいしいでな』と、おいしく食べる方法だけはピンとひらめきましたけども。はいはい、ご自由にお使いください」(Bさん)

小高「きっとアイスクリーム買ってくるよね」
 

銀杏もち

Bさんのおたより、その3です

「先日姑が老舗和菓子屋で見かけた銀杏餅、『売り切れで買えんかったわ』と愚痴っておりました。
『明日、風邪やらコロナでもひいて、食欲なくなったり、口がまずくなったりしたら年寄りやで二度と食べれんかもしれんわ』、というので、私の仕事が休みの日、買いに連れていき無事買うことができました」

つボイは「リンゴジャム作ったり、銀杏餅買ったり」と同情します。

「季節の生菓子が出るたびに、『あれ、食べたことないわ』と、おいしいもののアンテナ張り続ける姑のおかげで、私も食べられるからよしとするか」(Bさん)
 

いいネタ作り

最後にBさんは言います。

「やってやったという態度は自分の値打ちが下がるので、いいんです。『聞けば』のいいネタになったからいいんです」

Bさんのネタだけでもたくさんありそうですが、世の中にはたくさんのPさんがいます。

小高は「いい嫁やないですか。このコーナーは終わらないな」と感心します。
つボイは「世に姑の愚痴は尽きまじというところでございます」とまとめました。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年04月27日10時01分~抜粋

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