つボイノリオの聞けば聞くほど

IT系の詐欺事件が増加している!実体験を公開

次から次へと新しい手口が登場する詐欺。ちょっと気を抜くとあっさり引っかかることもあるので、まずその手口について体験談が役立ちます。

4月20日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』「オレオレ詐欺のコーナー」では、パーソナリティーのつボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを読み上げつつ、新しい詐欺手口について警告します。

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カードが不正使用された

「お恥ずかしい話ですが、クレジットカードが不正に使われました。ことの始まりはスーパーでいつものクレジットカードで支払いをしようとしたら承認できませんとエラーになったことでした」(Aさん)

家に帰ってカード会社に問い合わせてみると、オランダで50ドルの靴や、他県で中華のデリバリーなど、身に覚えのない買い物の履歴があったそうです。
それを不振に思ったカード会社が、カードの使用を止めていたんだとか。

小高「放っとくと、怪しい買い物がどんどん続いちゃうから一旦凍結したんだね」
 

予防するには?

「多額ではないのがミソです。カード会社が使われた金額を保証してくれるとのことで一安心。今フィッシング詐欺が大変多いらしく、知らない間にフィッシング詐欺にあってしまったんでしょうかね」(Aさん)

つボイ「昔は高級レストランの支払いは、ボーイにカードを渡すと、決済を済ませて戻って来たもんです」
小高「今は必ず目の前で。お客さんが全部やって、お店の人はカードに触らないとこもあります」

今はネット通販も増えてきて、ネットでクレジットカードの番号とかを入力することもあります。その時に偽のサイトに誘導されてフィッシング詐欺に遭ってしまうパターンも考えられます。

小高「少額だとうっかり見過ごしちゃうこともあるので、カード会社からの明細もしっかり見た方がいいですね」

小高の言う通り、明細は都度確認した方がよさそうです。
 

娘の欲望VS母の親心

「20年以上前、娘がネットでブランドバッグを買うと言うんです。個人からで、今でいうメルカリみたいなもんだったんですが、当時はメルカリのように信用できるものではありません」(Bさん)

「絶対ヘンだから、振り込まないように」と娘に注意するBさん。
どうしても欲しい娘に、商品を先に送ってもらってから振り込むことを提案。その旨を相手に伝えると、お金が先だと断られたそうです。

「娘はどうしても欲しいもんだから、大丈夫だ、たとえ騙されたとしても自分の金だから、の一点張りです。そこで相手の住所がたまたま東京にいる娘の友達の近くなんで、その子に取りに行ってもらったらどう?と言いました」(Bさん)

小高「それなら、より信頼がおける取引きになるかもね」
つボイ「お母さんもとことん言いますね」

「相手にそう伝えると、『先ほど違う人が買いましたんで、失礼いたします』で終わりました」(Bさん)

小高「結果的に怪しかったかな~」
 

前澤さんからのプレゼント

さらに著名人の名を使ったこんな手口も。

Facebookに、実業家の前澤友作さんを名乗るサイトから、「あなたに5,000ドルプレゼント」の案内が来たというCさん。

「嬉しくなって娘に見せると『こんなもん、詐欺に決まっとるやん』と一蹴されました。危うくカード情報を教えてしまうところでした。娘に礼金として1万円取られました。皆さんもくれぐれも気をつけてください」(Cさん)

小高「流石に前澤さんもピンポイントで指名して、無条件であげるということはないでしょう。自分の夢を語ってくれとか、いろいろと条件を出してますからね」

つボイ「剛力彩芽と仲直りするにはどうしたらええか?アイデア頼む、とか」

小高「そんなこと言ってたっけ?」

これはつボイが考えただけです。
 

そのシチュエーションは?

Cさんに届いた前澤さんからの偽のお知らせから、話は意外な展開へ。

つボイ「前澤さんが、今までお金を動かしてきたイメージを利用してますよね」

小高「お腹空かせて倒れてる前澤さん助けたとか、心当たりがあれば、お金をくれるかもしれないけど」

道端に倒れている人を発見。尋ねると、お腹がすき過ぎて歩けないとのこと。さらに名前を尋ねると、前澤と名乗り、おにぎりをあげた…と、小高が言うのはこんなシチュエーションです。

つボイ「そのシチュエーションはありえないので、雨の中で倒れている前澤さんに傘をさっとあげた。そしたら夜中に…」

小高「それ、昔ばなしの笠地蔵や。
ちなみに、どうしてこういうことを思いついたかというと、以前、取材中に、お腹がすき過ぎて一歩も動けなくなって、しゃがみこんだつボイさんに、おせんべいを買ってきてあげたら、バリバリ食べて元気になった。そういうエピソードをもとに作ったんですよ」

つボイ「急激に低血糖になって動けん時があるんですよ」

小高「あの時、びっくりしたわ」
 

エロサイトを見て固まる

「家族に内緒で無修正ページを見ていたら、いきなり大きな音がピーと鳴って画面が固まってしまいました」(Dさん)

画面には、「この状況を脱出したい場合は連絡ください」と電話番号が出たそうです。恐る恐る電話をしたDさん。
カタコトの日本語の中国系の男が出たんだとか。

Dさんは、3万円振り込んだら音と画面を修正しますと言われ、詐欺と分かっていながら振り込む約束をして、修正してもらったんだそうです。後日、振り込んだというDさん。

「振り込まずにほっといたら、また音が鳴って画面が固まりそうだし、警察に話すと、状況を詳しく話さなければならないし。エロサイトファンを精神的にうまくついているなと思いました。後で聞いたんですが、そんな時は電源を落とせば大丈夫らしいんです」(Cさん)
 

後ろめたい画像を公開されたら?

つボイ「この間来たメールもそうや。あなたのアドレスなんか全部把握してる人間です、と名乗って、あなたエロサイトが好きな人ですね、と書いてあった。そこは当たっとる」

そのメールには、あなたがエロサイトを見ながらヘンなことをしている映像がカメラを通して手元に届いている、これを公開してほしくなければ、いくら振り込んで下さい、と書かれていたそうです。

つボイ「最初、ドキーンとしましたが、どうせ世間からは『つボイやったら、やるに決まっとるわ』と思われてるので放っときました」

小高「くれぐれも後ろめたいようなことはしないように」

つボイ「そんなんバラされても、私は全然後ろめたくないもん」

あの手この手を使って、人を騙そうとする人たち。くれぐれも気を付けて下さい。 
(尾関)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年04月20日10時02分~抜粋

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