つボイノリオの聞けば聞くほど

バカは小さい時にやっておくのがいいようで。

人が「バカだなぁ」という時、本気でバカだと思っている時と、愛情を感じている時があります。親が小さい子に言う時は、後者が多いような気がします。
バカはこどものうちにたくさんやっておくのがいいのかも。大人になるほどシャレになりません。

3月16日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「バカ娘・バカ息子」では、つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーの「バカネタ」を読み上げます。

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誰が卒業?

卒業式のシーズンです。学業を終えて卒業するはずが、まだまだ本人は未熟なようです。

「うちの孫娘、卒業証書を持って帰ってきましたけど、目が点になりました。『これ誰の?』…友達のやつでした」(Aさん)

みんなで一緒に遊んでいて、誰のものか確認せずに持って帰ったようです。

つボイ「筒になってるからわからんのや。遊んでわーとなって、開けてみたら友達のやつやった」

小高「自分の持ってきた相手が、自分のを持ってたら交換するだけでいいですが、ほんとにシャッフルされてたらわからんからね。もう一回集まらないといけない。あっという間に同窓会」

それもまた楽しいという年頃です。
 

『能ある鷹は爪隠す』

親が「ウチの息子はバカ?」と思い知るのがテストです。

「うちの息子、期末テストが終わり結果が出ました。二学期一教科が赤点、追試も不合格。
『三学期はしっかりやらないと進級があぶない』と、口が酸っぱくなるほど言うと、息子は、『わかっとるわー。能ある鷹は爪隠す』だ。そう言っていたくせに、また一教科が赤点。

だから言ってやりました。『能ある鷹は爪隠す』は、ふだんはパッとしなくてもいざという時に能力を発揮するのであって、あんたは普段からパッとしてない、いざという時もパッとしてない。あぁ、保護者会議には行きたくないです」(Bさん)

この年頃は、自分は鷹だと思いたいのでしょう。それも若さの特権です。
 

「李下に冠を正さず」が‥

ことわざや有名な言葉は難しいものです。よく知らないと聞き間違いのもとになります。

「社会人の娘とスーパーに買い物に行きました。娘はチョコの無料クーポンがあり、商品を手に取り、籠に入れずに歩いていました。『万引きに間違われると困るからカートに入れて。李下に冠を正さずやで』と言ったら、何を聞いていたのか、娘は『え、二階幹事長?』」(Cさん)

つボイ「なんででてくるんや?」
小高「リカニカンから、ニカイカン」

「当然、李下に冠を正さずの意味をわからなかったという娘です」とCさんは嘆きます。

つボイは「この娘さんは高級官僚並みの知識の持ち主です。業者とそんな食事をしたら李下に冠を正さずですよ。そんなことがわからないから、接待、接待、また接待です」と言います。

娘さんと高級官僚はこのことばを知らないことにおいては一緒。なら、娘さんも高級官僚の適正があるのかも?
 

『正直にあやまりなさい』

聞き間違いでも、小さいこどものドジはかわいいものです。

「甥っ子がまだ園児だったころです。何か悪いことをして、甥っ子がお母さんから『正直にあやまりなさい』と言われた時、たたたーと走っていって、『ごめんなさい』と掃除機に向かって頭をペコリ。
正直と掃除機がごっちゃになっている子でした」(Dさん)
 

子に苦労させられて

 
最後は笑えない本格的なバカ息子です。

「ナイキの北米地区の副社長の19歳の息子の話。仲間と組んで特殊なコンピュータープログラムを駆使して、限定のスニーカーを買い占め、高値で転売したため、母親である副社長が辞任に追い込まれました。
132,000ドルを投じて、20,000ドルの利益を得たそうです。どの世界も親は子に苦労させられますね」(Eさん)

つボイ「スケール違うな」
小高「本物のバカ息子がでてきたね。悪いことしたら露見して元も子もないのよ」

幼稚園で聞き間違いをしていた頃は「バカだなぁ」と言って笑って終わりました。バカは小さいうちにしておく方がいいようです。
(みず)

 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年03月16日10時03分~抜粋

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