つボイノリオの聞けば聞くほど

大晦日にナイフで指を切ってしまった男の悲劇

年末年始は病院が閉まるため、急な病気やケガのときは特に不安になるものです。

2月15日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』「麻酔のコーナー」には、そんな年末にナイフで手をケガしてしまったリスナーAさんの、悲しき体験談が寄せられました。

研修医に5針縫ってもらい、言われた通りに年明けに病院を訪れたAさんを待っていたのは、医者からの無情な一言でした。

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カキナイフが付け根にブスリ

それは今から5年前のこと。

大晦日の“釣り納め”で、お土産としてカキをもらってきたAさん。
カキナイフを使って、50個以上あるカキから身を取り出していました。

「左手にカキ、右手にカキナイフ。カキの隙間にナイフを入れてクイクイっとするとパカッと開くのですが、中には強情なカキがいるんです。
力いっぱいカキナイフを突き刺した瞬間、カキはナイフをはねのけ、ナイフがつるりん。
次の瞬間ナイフは、僕の左手の親指の付け根を切り裂きました」(Aさん)

力を込めて突き刺したナイフが親指の付け根にブスリ。
結局、Aさんは5針縫う羽目になってしまったのです。

「親指の付け根のあたりって、親指と人差し指がちょっと長くなっちゃったみたいな感じ?」と小高直子アナウンサー。

想像するだけで背筋が凍ります。
 

まかさの激怒「抜糸できるわけない!」

「年末で普段の病院はやっていません。救急病院に行くと、当番の研修医が仲間とボソボソ相談しながら治療しています。めちゃめちゃ不安になりながら、処置してもらいました」(Aさん)

研修医の対応に不安を覚えつつも、「正月明けの4日に抜糸できますので来てください」という言葉を信じて、4日に病院へと向かったAさん。

しかし、お正月明けの病院は4時間待ちの大混雑!
たまらず看護師さんに「まだですか?」と訴えて、ようやく診察室に案内されました。

そんなAさんを、驚きの展開が待ち受けていたのです。

「診察室で本物の先生が傷口を見て、『これ、いつやった?』と聞くので『大晦日です』と言うと、『そんな、4日で抜糸できるわけないでしょう!』と怒鳴られました」(Aさん)

研修医に言われた通り、混雑している4日にわざわざ病院に出向いたのに、お医者さんから怒鳴られてしまうという、まさかの悲劇。

「次回もこんなに待たされるかと思うと嫌だったんで友人の看護師さんに抜糸してもらいました。正月早々、踏んだり蹴ったりでした」(Aさん)

結局、裏技を使ってピンチを切り抜けたAさんでした。
 

「指が長くなっちゃった」はやめて!

このAさんの悲劇に、リスナーから反響のおたよりが寄せられました。

「小高さん、親指と人差し指の付け根が切れてしまった話で、『指が長くなっちゃった感じ?』って。やめてください!トムとジェリーじゃないんですから!」(Bさん)

Bさん、小高の表現力に想像を膨らませてしまった様子。

「商売でカキの殻をむいていますが、必ず、刃物が貫通しないゴム手袋をしています。素手では怖くてできません。カキ殻を捨てる時も新聞紙に包んで、清掃の方がケガをしないように気を配っています」(Cさん)

おいしいカキを食べるときには、ケガをしないよう細心の注意が必要。
ましてや、年末年始は特に気を付けようというお話でした。
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年02月15日10時01分~抜粋

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