つボイノリオの聞けば聞くほど

有名作家が勢ぞろい!楽しくSDGsが学べるマンガ本

『つボイノリオの聞けば聞くほど』で、水曜に始まった新コーナー「SDGsのツボ」。

最近、ニュースなどで聞くことが増えてきた「SDGs」という言葉ですが、意味はよく知らない、そもそも何と読むのかさえわからないという方にも、堅苦しくなくSDGsについて解説するコーナーです。

初回となる1月6日の放送では、「SDGsの全体像」について、小高直子アナウンサーが説明しました。

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「SDGs」は何と読む?

「SDGs」は「エスディージーズ」と読み、誰もが人間らしく生きる環境を作るために国連で採択された、17個の持続可能な開発目標のことを指し、2030年までに達成することとされています。

そして、これらの目標を達成するために、国だけではなく地域や企業、学校、そして私たち個人も含めて、自分にできることを持続可能な形でやっていこうというもの。

17個の目標には「貧困をなくそう」といった大きな目標や、「つくる責任つくる責任」といった日常生活に根ざしたものなどが挙げられています。

また、「持続可能な」というのもポイントで、年の初めに決めた今年の目標が三日坊主で終わってしまうように、無理な行動計画を立てて、結局何もできなかったというようにならないことも大事です。
 

番組でおなじみのあの先生も

SDGsが採択されてから4年以上が経ち、17色のロゴをあちこちで見かけるようになったとはいえ、まだまだ内容自体を知らない方は少なくないものと思われます。

そんなSDGsの全体像について、気軽にマンガという形で学べるという本が先頃、出版されました。

『マンガで世界を救うぞ!SDGsマンガ化計画』(講談社エディトリアル)という本ですが、実は以前、『聞けば』でも少し紹介されたことがありました。

ときどき番組に遊びにやってくるマンガ家、『Dr.コトー診療所』(小学館)でおなじみの山田貴敏先生も執筆に加わっています。

1つの目標につき1人の作家さんが執筆されていて、山田先生は「すべての人に健康と福祉を」の目標を担当。
 

17名の人気マンガ家が集結

山田先生以外にも、目標「飢餓をゼロに」には『味いちもんめ』(小学館)の倉田よしみ先生、「質の高い教育をみんなに」では『GTO』(講談社)の藤沢とおる先生、「産業と技術革新の基盤をつくろう」では『エリア88』(小学館)の新谷かおる先生など、そうそうたるメンバーです。

つボイ「17人の先生の中に山田先生が入ってるんやから、もうちょっとウチに来た時の待遇を良くせな。『何しに来たん?』(山田先生が登場した際に、小高アナから毎回言われるセリフ)とか、そういう先生とちゃうんや(笑)」

小高アナ「(執筆者の一覧を見ると)山田先生はめちゃくちゃ立派な先生やって、認識を新たになるよ」

次回、山田先生が電話か実際に出演される際は、2人のリアクションも変わっているかもしれません。

また、単にSDGsをマンガで説明しているというだけではなくて、それぞれのマンガ家さんの作品に出てくるキャラクターが登場しているのもポイント。

山田先生の章では、『Dr.コトー』の登場人物である星野さんなどが出てきて、村人といざこざがあり…といった物語になっていますので、原作を知っている方にはより自然と学ぶことができるようになっています。

まず、SDGsを知る最初の1歩として、読んでみてはいかがでしょうか。
(岡本)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2021年01月06日11時32分~抜粋

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