つボイノリオの聞けば聞くほど

またひとつ昭和が消える。赤チン、年内で製造終了

12月21日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』で流れたのは、ハニー・ナイツの「オーチンチン」。

「つボイさんじゃない人がこんなあからさまな曲出してるんだ!」と小高直子アナウンサーもビックリの「チンチン三昧」の楽曲です。

この曲にリスナーからリクエストが寄せられました。話題は“あの”チンについて。

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赤チンからマキロンへ

「オーチンチン」の軽快なメロディに乗せて、つボイノリオがおたよりを読み進めていきます。

「昭和を代表する消毒薬、赤チンの製造が終了するそうです。
国内唯一のメーカー三栄製薬が24日製造、25日包装分をもって終了することを明かしました。
小学生の頃、ケガをしたときにはこれが当たり前でした。赤チンは傷にしみにくくて好きでした。

昭和に生まれた人間としては、なくなるのは寂しいです。またひとつ、昭和がなくなりましたね」(Aさん)

「赤チンって使ったことないです。マキロンを使用しておりました。
赤チンにとってかわるのはマキロンですね」(Bさん)

30代のBさん。
Bさんが幼い頃には、すでにマキロンが幅を利かせていたようです。

「『金太、マキロンを使う』、そういうことになるんでしょうね」と、自身の代表曲「金太の大冒険」に重ね合わせるつボイ。
 

赤チン登場の替え歌「インドの山奥~」

原料のマーキュロクロムを製造する際に水銀が発生することから、赤チンの国内での原料製造は1973年に終了しています。

水銀入りの体温計も、近頃目にすることはありません。

1971年、山之内製薬(現・アステラス製薬)が派手なCMで大々的にマキロンを売り出し、世代交代となりました。

「こどもの頃、ケガをして半べそをかいていても、赤チンを塗ると治った気になっていました」(Cさん)

「こういうのは、昭和の人間の思い出です」「コケてケガをすると『赤チン塗っとけ!』っていうのが決まり文句でしたもんね」と懐かしむ、つボイと小高。

当時こどもたちの間で流行っていた、赤チン絡みの“替え歌”についてもおたよりも寄せられました。

「インドの山奥、デンデン虫ゴロゴロ、大事なチ〇コをすりむいた。赤チン塗っても治らない、黒チン塗ったら毛が生えた」(Dさん他多数)

兵庫、徳島、愛知からのおたよりによると、歌詞は地域によって少しずつ違いがあるようです。
 

「赤“チンこ”れまでありがとう」

「ついに赤チン最後か。赤“チンこ”れまでありがとう。赤“チンこ”どもの頃からお世話になってました。赤“チンこ”すっても消えない。赤“チンこ”の先なんで…」(Eさん)

「赤チン」のあとに「こ」から始まる言葉をこれでもかと並べるEさんのおたよりを、なめらかに読みあげるつボイ。

これを「あのーそういうの作るクセできてませんか?」と、耐えきれなかった小高は途中で遮ります。

小高「このコーナーは、シモネタじゃないからね?」
つボイ「ああそう!」

Eさんからのおたよりは、「赤“チンこ”れまでありがとう」と締めてありました。
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年12月21日10時51分~抜粋

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