つボイノリオの聞けば聞くほど

定年後の夫に居場所はあるのか?

長く一緒にいるだけにむかつく存在と言えば「妻と夫」です。

12月9日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』「ムカツク相方のコーナー」では、つボイノリオと小高直子アナウンサーがさまざまな「妻と夫」のエピソードを紹介していきます。

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『妻より巨人』

最初は意外と深いかもしれない言葉です。

「日本シリーズで面白い手作り応援幕がありました。『妻より巨人』、ホント、アイデアですね。大笑いしました」(Aさん)

小高「どういう意味?」

つボイ「…。かみしめる時間も大事や」

「妻より巨人」、含蓄のある言葉です。
“妻”がとても大切なものだからこそ、巨人が際立つような気がします。
 

旦那、定年後に家なし

「今日、帰宅したら珍しく嫁さんが僕に話しかけてきました」(Bさん)

“珍しく”がひっかかりますが、続きを。

「友達の旦那さんが来年4月に定年退職をして、それ以降は家にいるということで、『ずっと家にいると思うと本当にイヤ』と、グチを言われたそう。

僕もあと4年で仕事をやめる予定だけど『オレが家にいてもぜんぜんイヤじゃない?ゴミ捨てもやるし、風呂も洗うし、洗濯物も干すし』と言いました。

すると、嫁さんが、『あったり前だわ、どこの旦那もやってるし。私もあんたが毎日家にいたらホントイヤだわ』という、期待通りのお言葉が返ってきました」(Bさん)

“期待通り”というのは、どういう意味でしょう?男女の間は表面だけでは理解できません。
一見、妻にしいたげられているようで、実はそれがはまっている夫、なのでしょうか。

つボイは「昔は“女三界に家なし”と言いまして、女は居所がないということですが、今は、“旦那、定年後に家なし”やわ。居所あらへん」と、嘆きます。
 

「リモートやから」

では、定年までは安泰かというとそうでもなさそうです。

「昨夜、旦那が帰ってきてから『明日リモートやから』と、いきなり言うんです。

明日は、午前は刺しゅう、午後はヨガ。それから娘のところに行ってのんびりしようと思っていたのに、予定変更です。

働いてくれることには感謝ですが、私のことをもう少し尊重して欲しいと思います」(Cさん)

つボイ「楽しいことばかりやな、刺しゅう、ヨガ、娘としゃべる。それが全部消えた。
うちのスタッフは『留守番よろしく!』と言って出かけたらええと、言ってましたけど」

中をとって、半日は自分の予定通り、半日は旦那さんと過ごすのはどうでしょうか。
ストレスは溜めすぎないことですね。
 

ケーキもなく

最後は、誕生日を迎えた男性の方です。

「私は67歳の誕生日を迎えました。こどもからのプレゼントはありました。妻からのプレゼントも期待していました。

しかし、妻からのプレゼントも、ひと言の『おめでとう』もありませんでした。シャトレーゼ1個165円のケーキさえありませんでした。

妻とはここ1年、家庭内別居状態。会話もほとんどありません。結婚して36年になりますが、最近妻との結婚を後悔しております。
誕生日の夜は、哀しくて悔しくて眠れませんでした」(Dさん)

つボイは「165円あったら救われたんですよ」と、切ない気持ちを代弁します。

小高は「旦那さんからちょっと語りかけるという努力もしてみるといいかも」と、アドバイスします。

結婚して36年、現在67歳。やはり定年後にあらためて相方と向き合ったことが原因でしょうか。
定年後の夫婦のあり方はみんな手探りのようです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年12月09日10時01分~抜粋

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