つボイノリオの聞けば聞くほど

その名に「伊勢」がつけば味は保証済み?クセになる伊勢うどん

『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、名前に「伊勢」とつくだけでブランド力が上がり、おいしそう、高級そうに聞こえるという話題が持ち切りです。
11月6日放送では「伊勢うどん」に関する投稿があり、つボイノリオと小高直子アナウンサーがトークを展開しました。

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伊勢うどんがおいしい!

「現在、母は硬いものを食べられない状態にあるので、昨夜は伊勢うどんにしました。
伊勢うどんのつゆに砂糖を加えて、和牛の薄切り肉を煮て、ゆでた伊勢うどんにかけて、温泉たまごをトッピングにして食べました。柔らかいうどんなので、今の母にはちょうどよかったみたいです」(Aさん)

「伊勢うどん」とは、たまり醤油にだしを加えた黒いタレに、やわらかくもちっとした極太麺をからめて食べるものです。家庭でいろいろアレンジできるようです。

小高アナは「私はさぬきうどんのような硬いうどんが好きなんですけど、伊勢うどんに関しては、あのタレにはあのやわらかさがホントにおいしい」と絶賛。

つボイ「私の知ってる関西人はだいたいつゆが濃いと『こんなからいもん食えるか』という人が多いです。あんたは関西人なのによく言ってくれました」
小高アナ「味噌煮込みも大好きだよ」

どこで生まれても、おいしいものに変わりはなさそうです。
 

永さんが名付け親

ところで、この「伊勢うどん」という呼び名について逸話があります。

「某テレビ番組で放送されました。伊勢うどんの名付け親は永六輔さんだそうです」(Bさん)

これにつボイが付け加えます。

「永さんが名付けたのは本当です。その前までは『うどん』と呼ばれていました」

小高アナ「これは地元現象と呼ばれていますね。さつま揚げも地元では『つけあげ』と呼ばれている。当たり前だから、地元では土地の名前はつけないです」

この柔らかい、つゆが黒くて少なくて、おいしい「うどん」は江戸時代からありましたが、永さんが50年前に「伊勢うどん」と名付けたのです。
 

タレを作るのは難しい

「伊勢うどん」についての投稿が続きます。

「伊勢うどん大好きです。いつも伊勢うどん玉とタレをセットが買いますが、一度タレがなかったことがあり、間に合わせで自分でタレを作ってみました。おいしくなかったです」(Cさん)

小高アナ「タレは真っ黒ですけど、決して辛くてしょっぱくて、というのではなくおいしい」

「やっぱり伊勢うどんのタレは違うなと思い、今は切らさないようにしています」(Cさん)

どうも自分でタレを作るのは難しいようです。
 

麺喰い楽しみ

麺好きの人の麺への愛は止まりません。

「初めて食べた時は福岡のうどんのようにコシがなかったのですが、食べやすいと感じました。もちろん名古屋の味噌煮込みも好みです。
うどんはどこにもありますが、地域によってはソーメンと見まごうものとか、"そばがき"みたいなものとか、モチみたいなものとか、本当に地域で様々です」(Dさん)

つボイ「いろいろあるのが麺喰い楽しみですね」
 

伊勢うどんは離乳食?

三重県の作家のHさんからも投稿が届きました。

「僕は伊勢生まれの伊勢育ち、伊勢うどんは離乳食がわりでした。出前で頼み、汁が染み渡った頃がまたおいしいですよね。今も、東京からの来客には必ず食べてもらっています」

伊勢うどんに対する誇らしい気持ちが伝わってきます。
また、うどんと共に鳥羽で歳月を過ごした方もいます。

「我が家の夫、宮城県から東京からそして鳥羽に来て50年。今は、お昼に半熟玉子とネギと天かすを入れて食べます。時々野菜のかき揚げ天を入れて。
20年前に寝たきりになりましたが、頭はしっかりしているんで、好きなものなど話はできます。もう少しがんばります」(Eさん)

つボイは「20年間、よく看病されました。うどんに絡めていろいろな人生がありましたね」と締めくくりました。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年11月06日09時29分~抜粋

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