つボイノリオの聞けば聞くほど

女性用タイツのキャンペーンでネットが炎上!イラスト起用の謎

『つボイノリオの聞けば聞くほど』人気のコーナーの1つが、「パンツのコーナー」。

老若男女、さまざまな下着にまつわるおたよりをパーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しています。

11月5日の放送では、女性用タイツに関するキャンペーンを巡って、ネットが炎上したという話題を取りあげました。

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女性のイラストで炎上

神奈川県海老名市に本拠を置くストッキング・タイツの有名メーカーのアツギが、11月2日のタイツの日に合わせて、「#ラブタイツ」と銘打ってTwitter上でキャンペーンを実施。

30人のイラストレーターが描いた、同社の製品を着用した女性のイメージイラストを公式アカウントでリツイートしました。

しかし、中には女性がスカートを持ち上げたり、短いスカートで下着が見えそうなイラストも含まれていた上に、公式アカウントが「動悸がおさまらない」とツイートしたため、「タイツではなく、女子を鑑賞する意図の方が大きいのではないか」、「性的な目で見ているのが怖い」などの批判が相次ぐ騒ぎに。

このため、同社が謝罪文をネット上で掲載するまでに至りました。
 

キャンペーンの意図が不明確

つボイは「私もこういう人間ですから、そんなことでいちいち騒がんでも」と、このような表現には寛容なのですが、実際のイラストを見てみたところ、「えらいエッチやったです」と正直な感想。

小高も「タイツに焦点を当てるのはしょうがないのかもしれんけど、ブラジャーまで見せてる子もいましたよ」とコメント。

さらにつボイは「それと、タイツでM字開脚は止めてもらうか?それ」と、感想が別の方向へ行ってしまいました。

ここで疑問なのは、タイツは基本的に女性向けの商品で、宣伝のターゲットの多くが女性がなのに、なぜこのイラストを公式アカウントが許可したのかということ。

小高も「要は買いたいなと思わせるようなキャンペーンをするのが当たり前なんだけど、あれを見るとたぶん、『タイツを穿くとこんな目で見られちゃうの?』って、逆に買わないでおこうっていうふうに働きかねないような広がりになってしまって」と、やはり疑問を呈していました。
 
そして、この炎上騒ぎにちょっとした余波が及んだのが、同じくストッキング・タイツの有名メーカー 福助。

アツギの「#ラブタイツ」のツイートに対して、福助の公式アカウントが「いいね」を押していたことがわかり、一緒に批判されてしまい、謝罪しました。

小高「あの子(福助のキャラクター)いつも謝ってる……って、(笑)謝ってない!あれはおじぎして『いらっしゃい』言うてるだけ」

このイラスト自体も女性蔑視につながるのではないかという問題もありますが、やっぱりターゲットの女性にはそぐわないのではないかという思いは残ります。

つボイは「私は喜びました」と、率直な感想を述べながらも、「だけど、それが購買につながるかどうかは、全然私はよう言いません」とまとめました。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年11月05日10時01分~抜粋

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