つボイノリオの聞けば聞くほど

そりゃないよ菅さん!ラブホ経営者からの悲痛な叫び

『つボイノリオの聞けば聞くほど』のラブホのコーナーでは、リスナーから寄せられたラブホテルに関する話題をつボイノリオ、小高直子が紹介しています。

10月6日の放送では、ちょっと前にスポーツ界を揺るがしたこの話題から。

「水泳の瀬戸大也選手の不倫発覚ですが、密会に利用したホテルが休憩4,600円だったとかで、えらい庶民的だと言われております。けれども、納屋橋近くのラブホも大体このくらいです」(Aさん)

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4,600円は妥当

納屋橋は、名古屋駅エリアと伏見エリアの中間を南北に流れる堀川にかかる橋。川をはさんでそうしたホテルが建ち並んでいます。

小高「そうなの?」
つボイ「私は来たおたよりを読んどるだけです」

「RV車の後部座席とか多目的トイレとか、それに瀬戸大也さんの値段を考えると、袴田吉彦さんのアパホテルがすごく上等に思えてきました」(Aさん)

小高「そういうことは比較しないの」
つボイ「RV車はHさん。多目的ホテルはWさん」
小高「袴田さんだけ名指しやったね。可哀想に」
つボイ「上等って褒められてるからやわ。あと全部『せこい』ってけなされてる人やもん」
 

ラブホ建築、是か非か

同性同士とか女子会でこうしたホテルを利用する方が多いそうですが、こうしたホテルについて「それはラブホじゃない場合が多い」との声が。

「少なくとも愛知県はずいぶん前からラブホ建設は禁止です。今あるのはラブホ風ホテルです。条件はフロントがあること。宿帳の記載を促すこととかでございます」(Bさん)

つボイ「愛知県は条例でそうなっているんでしょうか?滋賀県の雄琴の風俗店はもうこれ以上作るな、いう条例ができてます。一代限りです。他人に譲ることも、新築することもできません」
 

まるで夢の世界

意外なことに、実はつボイ、ラブホテル建設に対しては反対の意見。
その理由は「一度入ると、普通のホテルのように外出できない」から。荷物を置いて食事に行ったり飲みに出かけることはできません。

つボイ「むかし逃げれんように、靴をフロントに預けないかんというホテルもありましたですよ、と友達が言ってました。
ということからすると、ラブホの一番の欠点は出入りできないということ。それが出来るようになれば夢の世界ですよね」

その「夢の世界」を、つボイは目撃したことがあるそうです。番組のリスナー集会で御殿場方面に行った時のこと。

つボイ「大きなラブホがあって『出入り自由です』と書いてあったな」
小高「書いてあったね、書いてあった!」
つボイ「あんたも覚えとるやん」
小高「10年以上前だと思いますけど」
つボイ「こうあるべきやわ、と思ったことがありました」
 

ラブホ経営者の悲痛な叫び

そうしたホテルを経営する方からの投稿です。

「これから色っぽい話が出るかもしれませんが言わせてください。コラ~、菅政権、ラブホ業界にもコロナの持続化給付金出せ~。潰れたら我々が困る~」(Cさん)

ラブホを含め風俗業界には給付金は出さないという政府方針に怒りの叫びです。
ラブホを使うのは不純異性交遊や不倫ばかりではありません。家の構造やこどもが大きくなって、自宅では夜の運動会ができない人たちも利用します。

「ましてや菅政権は少子化解消を訴えております。なのに、ラブホなどの風俗業は持続化給付金対象外。理由は反社会勢力と繋がっているらしいから。
でも菅さんは、官房長官時代に『反社の定義は定まっていない』と言ったじゃないですか。突っ込みたくなります」(Cさん)

小高「Go Toトラベルも対象外らしいですね。実際その業界で働いてる人たちは痛手でしょうね」
 

ラブホの映画

「『ホテルローヤル』というラブホテルの映画が11月13日に公開されるいうことで、番組で紹介してみてはどうでしょう」(Dさん)

原作は桜木紫乃さんの直木賞受賞作。つボイは、桜木さん原作のドラマ『硝子の葦』には感銘を受けたそうです。こちらもラブホが舞台として出てきます。

つボイ「桜木柴乃さんのところはラブホテルの経営者です。この人は反社会的ですか?直木賞も獲った人ですよ。
ある意味、菅さんは合ってますやん。こういう人もおるから反社の定義は難しいと。
難しいからこそ、磁気ネックレスの人も呼んだんでしょ?ラブホの人も呼んだったらいいのに」

磁気治療器預託商法で巨額詐欺事件を起こしたジャパンライフの会長は桜を見る会に呼ばれていました。
 

桜木柴乃という小説家

話は映画『ホテルローヤル』に戻ります。

小高「この映画、波瑠さんが演じるらしいですわ」
つボイ「で、どういうシーンが出てくるんです?誰が演じてもええんやわ。どういうシーンが出てくるいう話や」

つボイはなぜこんなに内容を気にするのか。それは愛の営みの描写を期待しているからではありません。

実はつボイ、2015年に放送された、桜木柴乃さん原作のドラマ『硝子の葦』(WOWOW)を観たそうで、ドラマには感動したものの、幼児虐待のシーンが目を覆いたくなるほど嫌だったとか。

つボイ「しかし、人間社会にはあり得ることですもんね。ラブホって、ただいやらしいとかね、反社の匂いがするとかではないんですよ。桜木紫乃さんのこともちょっと皆さん、覚えといてください」

読んでから観るか、観てから読むか。桜木さんの作品に触れたことのない方はぜひ。
(尾関)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2020年10月06日10時02分~抜粋

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